黄色い御守と旅を続けよう
京都大学桂キャンパスを後にし、京都の旅を続けよう。
やはり京都といえば寺社の風景も。京都の西側に位置
する苔寺とも呼ばれる西芳寺。思いついたら出かける
旅では準備しなさすぎて、訪問が空振りとなることも。
でもその雰囲気だけでも確認して、また次の機会に。
西芳寺は臨済宗の寺院。その有名な庭園は夢窓疎石の
作庭と伝わる池泉回遊式、枯山水の2段構え。足利義政
は東山殿を造るにあたり、この庭を手本としたという。
西芳寺の美しい情景。音楽はharuka nakamura
それは自然と調和する調べ
素敵なカフェ。いつかの西芳寺と合わせて訪れよう
拝観の一部に、住職の説法も。昔の動画を参考に
わらじをはいたお地蔵様はここでしか見れないという
拝観時に購入した黄色の幸福御守を手に合わせ
一つの願いを大切に
鈴虫寺。正式な名称は妙徳山 華厳寺(みょうとくざん
けごんじ)といい江戸時代の中期の1723年に、華厳宗
の再興のために鳳潭上人(ほうたんしょうにん)に
より開かれ、現在は臨済宗に属する禅寺であるという。
また鈴虫寺のいわれは、8代目住職の台厳和尚が夜坐
中に、鈴虫の音色を聞いて悟りを開眼したことからと
され、今も鈴虫が飼育され音色を楽しむことができる。
西芳寺への訪問は叶わなかったが、そのかわりにふと
立ち寄った鈴虫寺。寺院に広がる風景と住職の説法、
鈴虫の音色に幸福御守と。旅には予定外がつきものだ。
そして幸福感を感じつつ、黄色い御守と旅を続けよう。