見出し画像

美術館では建物も楽しんで

富山県美術館には様々な見どころが散りばめられて


そして最後には美術館の建物を。旅の楽しみの大きな
ひとつは建物にふれること。今までも、様々な建物を
たどってきた。それは新しい価値を生み出すものや、
時の流れの中で大切なものを語り継ぐもの、存在自体
が美しいもの、包まれるような空間を持つもの。そして
富山県美術館には多様な要素がちりばめられている。


黒部ダムから富山県美術館へ。今回の旅は
自然と建物との関係を感じる旅に


富山県美術館のカーテンウォールは風景を映し、透過して
アプローチに沿って進み、建物の素材感にふれながら
富山県美術館のアートとデザインを楽しんで
サブエントランスから雁行した通路を進む
壁面の傘立てのピクトもデザインされて
ロビーの壁面は赤色で、富山の青と白のイメージを際立たせて
チケットを購入し、デザインとアートにもふれる
階段の踊り場で上階への期待を膨らませつつ
2階に上がれば、風景を取り込む吹き抜け空間が広がって
大きなタペストリーには空と山と海が表された

富山県美術館のロゴマークは永井一正氏によって

そのデザインワークに強くひかれる

建物は富山に広がる風景を取り込みつつ
その内部では自然に触発されるように動きのあるデザインが
展開されて。風景を感じながら建物をめぐり
また富山の風景に包まれる。建物は街へと拡張するように
通路空間も風景とつながるように計画されて
建物を内部から外部へとつながりを楽しみながら
ミュージアムショップもガラス腰しに
メインエントランスのドアは主張しないデザインでも
ドアの表面は角度により見え方もかわる質感に
その時は民藝展が開催されていて、暮らしの中の美にふれて
建物は外部とつながるようにカーテンウォールが配置され
広場には自立する壁により外部にも空間が生み出され
壁と建物のその間の関係性も楽しみながら
建物の素材そのものにも目を留めて
建物から突出するガラスの箱は風景を取り込む装置に
鮮やかな緑の芝と彫刻と建物との関係も楽しみながら
青い空と建物のデザインにふれながら
富山県美術館を隅々まで楽しんで
美術館を後にして、また公園をたどり富山の街へ

富山県美術館の建物を手掛けたのは内藤廣氏

今までも手がけられたいくつかの建物へ

旅の風景を楽しみながら訪れた

富山県美術館にはアートとデザインが満ちていて

様々な視点が交差する創造に満ちた場所

動画で建物を振り返り、旅の思い出にひたったり

美術館に足を踏み入れる。柔らかな色合いの内装は、
来館者をあたたかく迎えいれる。エントランスロビー
につながる無料の展示室やミュージアムショップにも
期待が高まる。エスカレーターで上ると、光が差し込む
空間が広がり、ガラス越しに富山の風景に包まれる。

親密さや開放感など空間の質を、視点を動かしながら
体感していく。美術館の特徴の回遊性を楽しみつつ、
屋外に出て階段を上り、富山の風景や屋上の広場から、
次にエレベーターを降り、彫刻をたどり建物の周りへ。

自分の足で歩き、目に見える様々なものをたどり、肌で
感じる空間の中を歩く。心踊るひとときに時間を忘れ
そうになる。富山県美術館での楽しい時間を後に、次は
また、美術館の風景とつながる富岩運河環水公園へ。



いいなと思ったら応援しよう!