壱岐と大分の間で揺れる想い
どちらをメインで頂こうか。壱岐焼酎と大分むぎ焼酎。
甲乙つけがたい。私の住む博多は壱岐と大分の中間だ。
近くのスーパーのサニーで御島裸やIKIKKO、新しく
できたドラッグストアでは、壱岐スーパーゴールドも
手に入るようになった。それに対して大分むぎ焼酎の
いいちこや二階堂はコンビニにだいたい置いてある。
博多は、壱岐と大分のむぎ焼酎が手に入りやすい所だ。
壱岐と大分の間で揺れる想い。やはり自分の目で焼酎
の風景を確かめてみたい。まずは動画で予習しよう。
大分に位置する水郷ひた。江戸時代初期から徳川幕府
の直轄地である「天領」となり、豆田町には白壁の旧家
が建ち並び、昔ながらの美しい町並みが残る。日田
には老松酒造、井上酒造、また豆田町に薫長酒造があり
山手にいいちこ日田蒸留所。日田はむぎ焼酎の故郷だ。
そして、どのコンビニでも自然と目に入るいいちこや
二階堂。大分むぎ焼酎は日々の生活に溶け込んでいる。
そして壱岐。今年5月の初めての壱岐島への旅行では、
自然の豊かさを、壱岐焼酎が生み出される風景を思う
存分に満喫した。青い空に、緑の山並み、一面に広がる
黄金の麦の穂の景色。やはり、むぎ焼酎なら壱岐焼酎
だろうか。壱岐島の豊かで輝くような風景を懐かしむ。
もう一度、思い悩もう。どちらをメインで頂こうか。
大分むぎ焼酎と壱岐焼酎。どちらにも甲乙つけがたい
魅力がある。まずはサイコロで決めてみることにした。
一の目であれば大分むぎ焼酎、二の目なら壱岐焼酎。
いや、ものごとを決める際は、どちらにしようかなで
よいではないか。天の神様の言う通りにしてみよう。
ここで大切なのは、どちらの焼酎から数え始めるかだ。
天の神様を思い、二つ並んだむぎ焼酎に指を向ける。
地域で違うどちらにしようかな。大阪の分でいこう。
いや今は、無理に決めることもないか。大分むぎ焼酎も
壱岐焼酎にも、それぞれの魅力がある。思い悩むのも
よいものだ。壱岐と大分の間で揺れる想いを楽しもう。
揺れる想いといえば、この曲が頭に浮かんでくる。
心地よいハーモニーに懐かしい風景がよみがえる。
みていたらポカリスエットが飲みたくなってきた。
やはり、しばらくは、この揺れる想いを楽しもう。