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フンデルトヴァッサー建築を見に行こう

スポーツ観戦に訪れた舞洲だが、目的はもうひとつ。
日本に建てられたフンデルトヴァッサー建築といえば
アリーナへの道中で通りがかったスラッジセンターと
もう一つはゴミ処理場の舞洲工場。2001年竣工の建物
で、内部の見学に予約が必要なので今回は外部だけに。
それでも建物の面白さを十分に感じることができる。

近づくほどに圧倒的な存在感
その作り込みの度合いに驚きつつ
舞洲に建つゴミ処理場の建築を楽しんで
建物のコンセプトは自然との調和。黄色の線は炎のイメージで
とてつもない外観。自然には同じ形は存在しないという思いで
柱の装飾も圧倒的。工芸品のようでもある
近づいてタイルの質感にふれつつ
見上げては、そのデザインの複雑さに驚かされる
見れば見るほど徹底されたランダムさ
歩道からも間近に楽しめる建物との距離感もよい
水色の煙突の足元は異世界のようで
立体的なタイルと波打つ地面と
様々な造形で埋め尽くされて
煙突の高さは120m。金色の球体を見上げてみる
煙突の塔の下部には燃焼する赤い炎のイメージの
タイルも一様ではなく貼り合わされて
足元からのぞきみる建物の外観や
煙突のタイルの納まりなど
いろんな角度でフンデルトヴァッサーのデザインを楽しんで
窓の形や自由な配置にも注目したり
デザインされたゴミ収集車の出入り口
建物をひいてみればその複雑も際立って
そのデザインの熱量に圧倒される
外から眺めるのも十分楽しいが
やはりいつか見学に訪れよう
寄ってみるのも楽しい建物で
内部の構成もとても気になる
この四角の塔は階段室で
窓の割り付けもおもしろい
緑に包まれる他建物。季節が変わればまた違う風景に
今回は外観だけを楽しんで

フンデルトヴァッサーの焼却場はウィーンにも

フンデルトヴァッサーによってデザインされた舞洲の
ゴミ処理場。間近で見ると、その迫力ある造形にさらに
圧倒される。とてつもないものに触れることができた。
内部の見学には予約が必要で、ちなみに調べてみると
土曜日の予約は予約可能な8月まで埋まっている状況
である。見せるゴミ処理場であり、少しでも身近なもの
にという思い。いつか予約をとってもう一度訪れよう。

ゴミ処理場は迷惑施設とされることが多く英語では、
NIMBY(not in my backyard)と称される。必要と
わかっていても自宅のそばはお断りに。そんな建物の
イメージをくつがえす建築がコペンハーゲンに建つ。

デザインされたゴミ処理場は映画にもなって

ゴミ処理場の屋根がグラススキーのゲレンデに

建物のデザインも美しく、市民の生活に身近な建物に

日常生活に身近なゴミ処理場。驚くべき発想の転換。
デザインも美しく愛されるゴミ処理場には、建物の
外壁面を使ったクライミングウォールも設置される。
ごみを捨てて終わりじゃないという施設の方の思い
も込められて。大阪のフンデルトヴァッサーの建築
もその思いと共に未来につながっていきますように。

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