建物は時に風景を作り出す
郡山城跡に広がる風景を後にして
北側の県道9号を東へ進む。ほどなく大和郡山市から
奈良市へと入り、流線型の柔らかなフォルムの建物が
見えてくる。その建物は既存の風景に変化をもたらす。
既存の街並みに、馴染む建物もあれば、新しい風景を
作り出す建物もある。そしてまたそれが奈良の風景の
一部となり、受け継がれて未来の風景を作っていく。
建物の設計監修は小堀哲夫建築設計事務所によって
小堀哲夫氏といえば北九州の旅を思い出す
ゆるやかにつながる空間は動画にて
内部空間を構成する様々な照明計画
ここは様々な人が集う現代の会所として。動画で
建物において環境に配慮された内容がよくわかる
地面と連続するようなデザインで柔らかな曲線を描く
建物。ここは、これまでにない新しい研修の場となる
ように計画され、地域住民や異業種の企業、研究機関
との交流施設としても運営されるという。その土地の
記憶を受け継いでデザインされた建物は、そこで行わ
れる活動が未来へとつながり、建物は様々な人に利用
され、取り囲む緑と共に新しい風景を作り出していく。
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