山科から伏見をさらに南へと
醍醐寺の広い境内を満喫した後は
JR山科駅を出発し、山科の街を南へ下り伏見区へと
入りさらに南へと下る。その日は寺院をたどる旅に。
次の目的地にしたのは、伏見区日野に位置する寺院。
そこは浄土真宗の開祖である親鸞の生誕地でもある。
平等院鳳凰堂も阿弥陀堂の内のひとつ
阿弥陀如来坐像は法界寺のサイトより
法界寺は別名を乳薬師とも
阿弥陀堂の内部には日本最古の壁画も
法界寺は藤原氏の北家にあたる日野家の菩提寺で、
本尊は薬師如来で「日野のお薬師さん」とも呼ばれ
ているという。また庇のついた意匠の阿弥陀堂や、
堂内の中央に安置されている阿弥陀如来は、ともに
国宝に指定されている。京都にあるまだ見ぬ寺院
や仏像の風景に、これからも足を伸ばしていこう。