あたらしもみじもよいものである
JR広島駅の新幹線改札内は、2019年末頃改装
されて新しい店舗が入っている。その片隅に、
もみじ饅頭のお店が幾つか並んでいる。やはり
広島といえば安芸の宮島のもみじ饅頭である。
私の修学旅行当時からも変わっていない安定の
お土産である。変わらないものの良さがある。
にしき堂 1951年創業
藤い屋 1925年創業
香月堂 1948年創業
やまだ屋 1932年創業
のように、どの会社も長い歴史を持っている。
B&Bのネタになった、もみじ饅頭ブームの
随分前から作り続けられていて、この先も
つくり続けられていくのだろう。藤い屋の
ホームページには、100年先ももみじ饅頭
を作り続けるための取組が紹介されている。
もみじ饅頭の元祖である高津堂のサイト
に由来と歴史の記載があるので抜粋した。
明治の元勲、伊藤博文が宮島を訪れる際
に泊まっていた宿が老舗旅館の「岩惣」。
伊藤博文の冗談話から、岩惣に和菓子を
納品していた 高津常助はもみじの葉を
模った饅頭を造り販売し始めたとのこと。
明治39年のことで、115年前の話である。
今も作り続けられているもみじ饅頭の歴史に
納得である。いつの日にか、訪れてみたい
老舗旅館「岩惣」にもますます思いが募る。
※岩惣ホームページより参照
出張帰り、にしき堂のもみじ饅頭を購入。
ひとつは、瀬戸の柑橘フロマージュ。
ベーカリーのアンデルセンとのコラボで
「あたらしもみじ」という商品である。
もうひとつは、チーズクリームモミジ。
あんだけではない、もみじとの組み合せ
もよいものである。どちらのチーズ味も、
すっきりとした甘さで美味しく頂いた。
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