旅の終わりに天満宮を訪れて
京都を小さな自転車でめぐる旅も終わりへと向かう。
西京極駅で折り畳み自転車を広げ北へ進み、気になる
場所があれば寄り道を。建物や寺院や、衣笠山の麓の
きぬかけの路をたどり、旅の終わりに天満宮を訪れた。
天神さまとも呼ばれる天満宮は、菅原道真公を祭神と
する神社の総称で、全国に約12,000社もの天満宮が
あるという。その数ある天満宮の中で、総本社は全国に
2社設けられ、1社は九州の太宰府天満宮。そしてもう
1社は、旅の最後に訪れた京都の北野天満宮である。
北野天満宮では、丑年には牛の参拝も
北野天満宮の見どころもまたいつか
天神さまの七不思議もめぐるのも楽しそうだ
九州の天満宮といえば太宰府天満宮や
久留米の北野天満宮。九州での旅が懐かしい
旅の終わりに訪れた北野天満宮。初めて訪れたが残念
ながら閉門の時間に。今回は境内に広がる風景に少し
ふれるだけにして、次はしっかり時間をとってお参り
しよう。閉門していた三光門の先には国宝の御本殿。
その蛙股に北野天満宮の七不思議の一つ、唯一の立ち
牛も彫られている。境内の狛犬や龍に牛。さまざまな
生き物を巡る旅も続けよう。今回の京都の旅もこれで
終わり。自転車にまたがり、帰りの駅までもう一走り。