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トンバイ塀のある裏通り

有田の旅。そこには、時の経過を感じる風景が広がる。
美しいと思う。受け継がれている心と技、その思いを。
旅をしただけでは、わからないことがあるが、感じる
ことはできる。その感覚が、旅を特別な体験へ変える。
旅を続けよう。その風景にあるがままに身を委ねる。
次は、うつわの町ならではのトンバイ塀の裏通りヘ。


泉山口屋番所の跡地。ここで皿山の監視が行われた
建屋の中には季節の花が描かれた美しい陶板
向こうには大公孫樹とよばれる大イチョウ
その下のトンバイ塀を通りすぎ
樹令1000年の巨木を見上げる
さあトンバイ塀のある裏通りをめぐろう
地域によっても雰囲気の違うトンバイ塀

トンバイ塀は、登り窯で使用した耐火レンガを赤土で
固めたもの。火のあたり具合で様々な表情を見せる。

石垣からトンバイ塀へのグラデーション
トタンの色合にもひかれている
うつわもいっしょに固められて
デザインされたトンバイ塀。個性的な佇まいだ
裏通りには驚くべき風景が待っている
水面できらめく太陽の光も楽しみながら
トンバイ塀のある裏通りを自転車を押しながら歩く
場所ごとに異なるトンバイ塀の表情
唐臼跡の案内板に、うつわの町の歴史を知る
トンバイ塀の前に立つ六地蔵。六道をたどる魂を救う
親峰武堅という窯元のイベントスペース。壁面のサインも
ギャラリーショップスペースもスマ―トなデザイン
また裏通りヘ戻るとトンバイ塀とレンガ塀
トンバイ塀の向こうには
岩尾磁器工業株式会社。1720年築窯の大樽窯をルーツとする
裏通りはまだ続く。トンバイ塀の前は撮影スポットに
裏通りに面して建つのは辻精磁社。宮内庁御用達の窯元
トンバイ塀の向こうにその建物が見える

ピースクラフツSAGA EDITION2021で紹介も

門をくぐって敷地の中へ
雛祭りの時期の有田に訪れた

自転車を降り、トンバイ塀のある裏通りを歩く。空は
青く晴れ渡り、光は水面できらめき風景に影を落とす。
トンバイ塀はさまざまな表情を見せる。うつわの歴史
を肌で感じつつ、風景に身をまかせる。旅先にある特別
な体験。有田ならではの時を経た美しさにふれる旅。

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