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贅沢なエスプラナードという空間
福岡市美術館の黄色いカボチャが設置された
スペースはエスプラナードと名付けられてる。
エスプラナードとは、スペイン語で広場の意味。
広場には他にもいくつかの作品が設置されている。
その2階部分に位置しているエスプラナードは、
開放的な空間で、周囲に視線を遮るものはない。
大濠公園の水辺空間とも視覚的に一体感があり
緑と空と水に囲まれた気持ちのよい空間である。
とても贅沢なエスプラナードという空間である。
ゆるやかな階段で地上から2階の広場へ導かれ、
そこから美術館内部にアクセスすることもできる。
中庭を通して1階の内部空間ともつながっている。
建物の屋上を広場として、地上と緩やかにつなげる
ためには、建物を広く、低く建てる必要がある。
水と緑に囲まれた開放感のある美術館。敷地の
特徴が最大限に生かされた素敵な建築である。