ナワコウヘイシノサクヒンタチ
Molecular Cycle 2014
昨日のONOMICHI U2のエントランスにある作品。
分子構造のような単位の連続によって構成される。
サイクリストをイメージしている作品とのこと。
自転車で疾走する姿に見えるような気もしてくる。
Trans-Ren(Bump,White) 2013
これは茨木市のキャラクターである茨木童子を、
現代的な視点でよみかえた姿であるとのこと。
異質さが日常に溶け込んで、新しい日常を作り、
さくら通りにかかせない存在にもなっている。
洸庭 2016
福山市の神勝寺にある建築のようなアート作品。
木材で包まれた舟型の建物の面積は796㎡。
内部に入っていくと深い暗がりが広がっている。
奥の見えない果てしない空間に、海原のように水
が満ちていて、波間にかすかな光が反射している。
ただただ静かに、その空間と闇と光に身を委ねる。
非日常の体験は、繰り返す日常に刺激をもたらす。
与えられた刺激により世界の見方に変化が生じる。
理解できないことに触れることにより考えること
をあきらめ自分なりに意味を見出そうとしてみる。
意味があってもなくても面白がれたらよいと思う。
自分にない価値観に出会うのは、刺激的である。
名和晃平氏の作品には、風景を一変させる力がある。
違和感は風景に溶け込み、新たな風景をつくっていく。
次はリッツカールトン京都のPixCell-Biwaの繊細さと
コンラッドのFu / Raiのとてつもなさに会いに行こう。
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