![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108411609/rectangle_large_type_2_86ce36ff148d06af4f8f33a64462d344.jpeg?width=1200)
瑞々しく透き通るようなその味わいに
2021年4月に単身赴任で福岡に来て、早いものでもう
2年になる。長いようであっという間の2年間。その間
福岡はもとより九州の魅力をこれでもかというくらい
楽しんでいる。瑞々しく透き通るようなその味わいに。
福岡にくるまではお酒といえばスーパードライ一択。
焼酎はまだしも日本酒といえば正月のお屠蘇か、遠い
昔の学生の頃、えらい目にあった鬼殺しくらい。日本酒
を自らの意思で進んで飲むなんて、考えもしなかった。
それがどうだろう。今や冷蔵庫の中に常備されている
日本酒と焼酎。日毎、気分によって飲み分けている。
それもすべては、白糸や喜多屋など、福岡の日本酒を
知ってしまったからに他ならない。こんなにおいしい
ものだったとは。というわけで私にとって福岡の一番
の思い出といえば日本酒との出会い。最近はもっぱら
麦焼酎だが、やはりここぞという時は日本酒に限る。
宇美八幡宮を後にして、そのすぐ向かい側にあるのが、
小林酒造本店。そして醸されるお酒の銘柄は萬代。黒の
板塀と白壁に輝く幕。その名は亀は萬年のことわざに
ちなんでつけらたもの。酒造巡りも旅の目的の一つだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1686922332588-31AjbJ3FJj.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1686922372062-DJ0F2Qx8tA.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1686922428582-b9xLWarLpu.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1686922469227-csuCKK0a5M.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1686922496919-GZa1zRa44x.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1686922574926-OiWzkCDRLB.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1686922611144-OGjFeH1YP0.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1686922785219-cfmWlo9EtE.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1686830046212-9LBsRm4B4E.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1686922738976-Zc1GtORhbt.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1686922691363-svXBBV8BZv.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1686922810514-Ka3jgA0Q0R.jpg?width=1200)
萬代酒造の様子がよくわかる楽しい動画も
![](https://assets.st-note.com/img/1686919588987-EZfeFpu0Ei.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1686919744129-Ap14OJLmoU.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1686919807876-PnFHyUS5RW.jpg?width=1200)
宇美八幡宮を訪れた。その旅の途中で出会った酒造。
調べていたわけではなく、突然目の前に現れた酒造。
なんたる僥倖。萬代は純米酒なら頂いたことがある。
そして、酒造を楽しんだ後、お土産に購入したのは、
純米吟醸 萬代。ちいさな瓶くらいがちょうどよい。
部屋の中に飾って眺め、大切に冷蔵庫で冷やし、栓を
開け、同じくお土産の萬代のおちょこにお酒を注ぐ。
ふんわりと甘い香りが広がる。ほんの少し口に含む。
すっきりと、瑞々しい味わい。やはり純米吟醸のせい
もあるのか、かつて頂いた萬代の純米酒とは異なる
味わいだ。福岡にはおいしく魅力的な食文化がある。