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その門の向こうに広がる風景へ

京都に散りばめられたものをたどりながら


本願寺伝道院を後にして、通りに建てられた総門の先
へと進む。堀川通りに面して建つ御影堂門をくぐれば、
寺院の広大な境内が広がる。そこは世界文化遺産にも
登録されている浄土真宗の本願寺派本山の西本願寺。

京都ならではスケールの風景を楽しみながら、総門の先に建つ
御影堂門は堀川通りに面した西本願寺への入口でもある
御影堂門の先の目隠塀は視線を遮り、動線を変化させる
霊獣たちは寺院にも。木彫りの龍を見上げつつ
柱の根巻き金具には獅子の姿
もちろん格子の意匠も楽しんで
目隠塀を過ぎると正面には御影堂。幅62mの巨大な建物で
国宝にも指定されている。建物の大きさを体感しながら
散りばめられた意匠をたどる。六角菱灯籠の中央には龍の姿
建具や障子に連なる菱形や
木彫りの擬宝珠のような意匠もたどりつつ
御影堂から隣に建つ建物へ。大きな蔀戸の下をくぐり
立派な渡り廊下も見返して
御影堂の装飾的な懸魚や鬼瓦の意匠も見上げたり
御影堂の隣に建つのは阿弥陀堂
こちらも同様に大きな建物で国宝に指定されている
先ほど通った渡り廊下
阿弥陀堂を後にして、ひいてその姿を眺めてみる。手前の
手水舎には吐水龍。迫力のある造形で
境内の中央には立派な大イチョウ
阿弥陀堂側の入り口には阿弥陀堂門
こちらは金の飾り金物が輝いて
ぐるりと回り御影堂から阿弥陀堂を。その連なりを楽しんで
そろそろまた御影堂門へと戻り
西本願寺の境内を後にする
西本願寺。ただその場所を体で感じて

ブランドマークは並ぶ建物とイチョウのイメージ

堀川通りの向こうに建つ総門を見返して、次へと牛歩のごとく

西本願寺には様々な風景が広がり

それは建物にも。次は床の埋木もしっかり見てみよう

天水受けのあまのじゃくも見落としていた

西本願寺は楽しい所。様々なデザインにあふれている

こちらは特別拝観時の様子。西本願寺には国宝が7つも

そして最後に、本願寺の歴史についてふれてみる


京都の広がる風景をたどる。そこに流れる時の流れを
知るほど、その建物により興味が湧いていくる。様々な
動画も含めて振りかえると、床の埋木や、天水受けの
あまのじゃく等、気づかなかったことやまだ見ぬ風景
が多くある。また特別拝観の時期に計画的に訪れよう。

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