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まちの文化や風景とつながる宿へ

高岡の街を後にして、バスに揺られ南へと


旅の最後の目的地は、高岡からバスで60分ほどの位置
にある井波の町。そこは250年の歴史のある井波彫刻
とともにある所。訪れた宿は民家が改装されたもので、
宿はまちをまとうように、風景の中にちりばめられて。


宿の名前はBed and Craft。まずは町の中でチェックインを
壁に設置されたごろた石も、まるでアートのように
通路の正面には彫刻も。井波は木彫りの彫刻の町
この建物でチェックインを待つ間に中庭へも
ホテルのスタッフに送って頂いて、宿の中へ
玄関には大きな吹き抜け空間が広がって
正面の天井から吊り下げられたチェアも楽しげで
今回の宿は木造2階建ての一軒家。まずは荷物を置きに2階へ
階段を上がり吹き抜けから
玄関土間を見下ろして。玄関にも木彫りの彫刻
この宿は最大9人まで泊まることができ、それぞれ
の部屋をゆったりと家族4人で。私はこの部屋に
吹き抜けとつながる部屋に荷物を置いて
格子戸の向こうに続く部屋へ
宿の名前はTATEGU-YA。建具のデザインも気にしつつ
廊下の両脇に並ぶ部屋。左は次男で右は長男が
床の間はアートの空間にも
思い思いに部屋をゆったりと
小屋組を見せた天井に空間のつながりを感じつつ
もう一度、吹き抜けを見下ろしながら
様々にちりばめられた素材を楽しみつつ1階へ
ドアを開けるとリビング空間が広がって
その奥にはもう一つの寝室。こちらは妻に
ひとまず中庭に面したリビングで、ゆっくりとくつろいで
リビング空間をいろんな角度で楽しみつつ
リビングにはキッチンも併設されて
しっかりと料理ができる道具が揃っている
キッチンの横には水回りがあり
デザインされた浴槽にワクワクしたりも
今回の旅の最後の宿泊は
彫刻の町の井波に散りばめられた
Bed&Craftが手掛ける宿だ

今回の旅で富山の美しさに魅了され、魅力的な宿へも

そして富山には様々な魅力のある町がある

歴史はつむがれて、文化は引き継がれて

彫刻を通しても旅をつなげていきたい

職人の町の井波。泊まった宿はもとは建具屋の工房で、
築50年の時の流れをつむぐように、新たな空間へ再生
されている。建物は建具屋の記憶を引き継ぐようにも
意図されて。内部には彫刻家田中孝明氏の作品も展示
され、私にとって様々な好きが詰まった宿に。幸い家族
も空間体験に喜んで、富山の旅のうれしい思い出に。


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