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世界がきっと広がる古書店がそこにある


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BOOKS ARENA 。太宰府駅にほど近い場所に
ある古書店である。自転車で通りがかった際に、
気になって入ってみた。2020年6月にオープン
しているので、まだ新しくぴかぴかしている。

店の片隅にご縁文庫というコーナーがあった。
自分の持っている本と物々交換もできるらしい。
この場所でいろんな本と人との出会いがあり、
いろんな物語が生まれて育っていくのだろう。

なんとなくレインツリーの国という小説を
手にとってみた。作者は有川浩さん。
阪急電車、図書館戦争、県庁おもてなし課、
植物図鑑などがあり、好きな作家である。

小説はいつどのように読むかにより印象も変わる。
時々のタイミングだと思う。ご縁を大事にしたい。
昨年読んだあと少しもう少しやワイルド・ソウルも
近くの図書館の書棚でたまたま見つけたものである。
予約もよいが小説との偶然の出会いも楽しみたい。

若かりし頃、大阪市の北浜にアトリエ箱庭というバー
のような古書店のようなお店があり、仕事帰りによく
通った。雑居ビルの4階の小さなお店で、覚えたての
ウイスキーを味わいながら、店主との会話を楽しんだ。
近くに移転するも、今もお店があることを嬉しく思う。
ブックスアレナも記憶に残る場所になりますように。

帰り際に頂いたチラシにはこう書かれていた。

「本で旅する、ことばの世界。
 海外の小説、異国の言葉、旅の記録、
 世界がきっと広がる古書店がそこにはあります。
 ブックスアレナはあなたの旅の搭乗口。
 さあ、一緒にことばの世界へ出かけましょう。」
 
これからも、いろんな言葉との出会いを楽しもう。

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