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おにクルではアートも楽しもう

おにクルの名前に込められているように、建物の所々
に散りばめられた楽しいデザイン。ベンチのデザイン
をたどり、思い出した中之島美術館。その美術館の猫は
おにクルにもいる。次はおにクルのアートを楽しもう。


前回の記事のベンチのデザインでつながった美術館には
宇宙服を着た猫。美術館の守り神でもある

それは一昨年前の3月に、美術館を訪れたときのこと

大阪でも猫との出会いを楽しんで

大阪港のシップスキャットにもまた会いにいこう

博多で出会った猫は白い姿に宇宙服

アートな猫はヤノベケンジ氏によるシップスキャット

期間限定だが、おにクルにも2体設置されている。1体は外に
もう1体はブックパークの中で、おにクルを見守っている
ネズミたちにいたずらされないように
館内のあちこちにいるネズミを探すのも楽しそう
3月2日〜10日まで1Fで開催されていたSHIP'S CAT展では
トらやんの大冒険のぬすっとマウスも
模型が展示されていたキャットブックカートは
ブックパークの中で活躍している
モノレールの南茨木駅前に立つサン・チャイルドのパネルや
おにクルとSHIP'S CATのコラボレーションのイラストも
スタンプまでSHIP'S CATに
このプロジェクトは期間限定で今年の秋まで
そして展示の主役はSHIP’S CAT(Speeder)
バットマンのバットモービルにもひけをとらないかっこよさ
こちらにはナンバープレートもついていて
公道へも。中之島美術館の前を颯爽と走る様子も

公道で出会えた人たちがうらやましい

学生とのおにクル×シップス・キャットプロジェクト

そしてSHIP'S CATは、また新たな旅へ出る


別の日には1Fの開放的な空間はギャラリースペースに
館内のアートな壁をたどったり
ピクトサインはアートの一部のような気も
サインでオニクルの構成がよくわかる
サインデザインを手掛けたのは廣村正彰氏

関西の身近な所では、枚方T-SITEや

茨木市のトヨタカローラ店のサインを手掛けられて

そして横須賀美術館も。いつか訪れたい美術館

よこすかくんはピクトとキャラクターの中間的な存在

サインと建物の関係やデザインの成り立ちが興味深い


サインでおにクルの構成を確かめつつ、2階のテラスには
小さな子どものために作られた柔らかな曲線のおはなしの家
デザインを監修したのは茨木市在住の画家である井上直久氏

井上氏のイバラードの世界は、耳をすませばの背景に

ジブリ映画の背景といえば山本二三氏も思い出して



他にも子どもたちが楽しめるスペースには
山城大督氏による映像作品でもあるワンダー•ウォール

山城氏は万博記念公園の国立民族学博物館でも展示を


館内のアートをたどれば、各階のカーテンにも目が止まる
赤やエンジ、青など、各階によって異なるテーマカラーで
ブックパークのフロアでは風景をモチーフに
デザインを手掛けたテキスタイルデザイナーの安東陽子さん

過去にもおにクルの設計者でもある伊東豊雄氏とも

また和歌山県にある南方熊楠記念館では
吹き抜けに設置された緑のテキスタイルを手掛けられた
緑と白の複雑な布の重なりが光をやさしく包んでいる

などと、以前の旅を思い出すのも楽しいひととき

そして昨年訪れた京都市京セラ美術館でも
ガラス・リボンと呼ばれる窓のカーテンも手掛けられる

それを知っていたら、もっと詳しく見てきたのに


そして最後に出入り口の上に設置されたアートにも
フライタワーとなるコンクリートの壁に設置された円環は
暗くなるとLEDにより、日食の現象等の光の表現で演出される
そのサイクルという作品を手掛けたのは名和晃平氏

茨木市にも設置された氏の作品も思い出して


おにクルのアートを楽しんだ。シップスキャットは
どこかへ旅立つようだけど、壁面に設置されたアート
や子どもたちのための、おはなしの家はずっと残る。
建物の内部のサイン、テキスタイルなどにもアートの
気配を感じる。ギャラリースペースにもなる開放的な
1階では度々、イベントも行われているようなので、
本やデザインやアート等、おにクルを楽しんでいこう。

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