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千里の街に広がる緑をたどりながら

公園のカフェでひと休みの後、千里の街に広がる緑を

たどりながら自転車を走らせる。千里の街は緑が多く、
緑被率は大阪市の10%程度に対し、40%超の数値に。
建物は緑と共に、樹木は太陽の光を受け、葉はゆれて
は輝き、木陰をつくり、街を立体的な動きをもたらす。
やがて緑も年をとり、街の風景もうつろいゆくように、
時の流れも意識しながら、街に広がる風景を楽しんで。


緑の隙間にデザインのかけら。緑とともに建つ建物も見上げ
千里南公園にほど近い桃山公園へとやってきた
公園内に設置されたパークセンターは

以前の公園施設の記事でふれたPark-PFI制度によって

緑あふれる園路を通り
2023年に建てられた桃山公園パークセンターの
トイレにも立ち寄り、気になるピクトサインには目を留めて

以前のピクトサインの記事も振り返る

パークセンターを後にして、緑あふれる公園を進む
樹木の葉は太陽の光を受けて輝いて
樹木の名前は落羽松。ラクウショウという名の大木に

福岡の篠栗九大の森の風景を思いだす

木々の樹肌の質感もたどりつつ
圧倒的な質量を持つ緑にも包まれながら
次は公園の中央に広がる春日大池の周囲をめぐる
広がる豊かな緑と水面に映る風景を眺めつつ
池の対岸の先に建つ、最初に見上げたマンションの

BRANZ桃山台は、日建ハウジングシステムによって

水面は雲が広がる空の様子も映し出し
穏やかな表情の池は風景を反転するように
水草で覆われた池の端部からも、様々な緑の風景を眺めつつ
東屋のベンチでもひと休み
園内に咲くポーチュラカには

いつかの旅の花の風景にも思いをはせて

そろそろ緑の間を抜けて桃山公園を後にして

桃山公園は水の風景と、豊かに緑が連なる所

千里の街を自転車でめぐる旅もそろそろ終わりでも
気になるデザインには目を留めて
外壁に散りばめれらた色と形を楽しんで
緑とともにある千里の街を後にして


自転車で千里の街をめぐる。千里は緑の多い街。緑に
包まれながら、様々な樹木のシルエットをたどりつつ
街の風景を楽しんだ。人や建物、緑にも、すべてのもの
に寿命があり、この瞬間、この場所に存在していること
を思うと、どの風景にも歴史や物語が流れているよう
に感じる。風景との出会いは一期一会で、今この瞬間は
今しかないことを、おぼろげに感じつつ、頭に思い描き
ながら旅を楽しみ、また次の目的地へと旅を続けよう。

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