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緑と建物とその周りに広がる風景と

姫路に建つ魅力のある建物をたどりながら

建物の周囲に広がる風景の中へ。もちろん建物単体の
デザインを見ることも楽しんでいるが、周囲の風景と
の関係性を築いている建物にもひかれている。建物の
デザインに寄ってみたり、その全体像を引いてみる。
寄ったり、引いたり、体で建物と風景を感じていく。


建物の内部空間の次は周囲に広がる風景の中へ
出隅のくぼみにこだわりを感じつつ、建物をぐるりとまわり
中はカフェのガラスのキューブの方へ。それは緑を映し込み
風景と一体に。その先には姫路城。ここにしかない風景
ガラスのキューブが角度によって
様々に築く周囲との関係性
ガラスのキューブは建物に対して角度を振ることで
そこに姫路城を映し出す
緑の芝の前庭の石畳をたどりながら
建物の周囲に広がる風景と
建物が作り出す周囲との関係性を楽しんで
豊かな内部空間を生み出す形。透過したり、反射するガラス
ガラスや石やT形のモチーフが連続し様々な要素が連なる
石垣がモチーフの壁面の石は430mm、695mm、
1125mmという黄金比を用いた丹下モデュロールに
建物は角度によって様々な表情を見せ
また周囲との関係を形作る
緑の中に佇む建物を
角度を変えながら風景との関係を楽しんで
建物の向かいに立つ空を望む彫刻は
桑原巨森による 風と花

その彫刻家の作品は姫路市立美術館の前庭にも

躍動感のある彫刻はさらに空へと伸びやかに
すぐそばに設置されたもう一つの彫刻
黒御影の石は彫刻と風景を映し出す
作品の名は 光 輝。その彫刻は風景と時の流れを内包して

手掛けた永井一正氏は95歳にして現役を続けられて

よく知るデザインも手掛けられている

2021年には東京都庭園美術館でのポスター展も

二つの彫刻と兵庫県立歴史博物館と
建物の外部空間をたどり、そろそろ次の目的地へ


緑に包まれた建物と周囲に広がる風景や彫刻。そこに
行かなければ気付かないこと、出会えなかったもの。
旅をするほどに好奇心の扉は開き、その先の一歩へ、
新しい風景へと進みたくなる。これからも自分なり
の視点で旅を続けながら、風景を感じ綴っていこう。


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