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九州への出張も旅するように楽しんで

旅が終われば、また次の旅への思いがつのる

九州への出張も、まだたまにある。出張も旅のうちで、
仕事とはいえ、そこで出会う風景は旅と同じ。いつもの
ように新大阪駅から博多駅まで新幹線に乗り、一日の
仕事が終われば、ホテルでの宿泊の楽しいひとときへ。

一日の仕事が終わり、ほっと一息
くつろぎながらも部屋を見渡して、内装は
ブックライブラリーを持つホテルのコンセプトをモチーフに
ホテルでは客室だけでなく、共用部も楽しんで
円形の吹き抜けを見渡しながら
ブックライブラリーが設けられたロビーの
とてつもない吹き抜けを持つ円形の空間へ
吹き抜けの先の四角錐部分はこのように
THE BASICS FUKUOKA には訪れる度、その空間にひたる 

旅では円の形にも目を留めて

THE BASICS FUKUOKAといえばこの場所も
空間をいろんな角度で楽しんで

円形が作る筒状の形もたどってきた

ロビーに降りれば広がるブックライブラリー
フロントの背面の島のようにも見えるアートは

古賀義浩氏によるbodyという作品

書架は高さ8m。上の方は固定されているようだけど
手の届く所の書籍は、客室でも読むことができる
円形に配置された書籍は編集工学研究所によるセレクトで

編集工学研究所といえばアカデミックシアターも

日本の文化や四季をテーマに様々な書籍が並ぶ
吹き抜けに面した2階の通路沿いにも書棚があり
並べられた書籍の中に
Rinko Kawauchiさんの写真集

私にとって川内倫子さんの作品といえば

光が滲み、空と海と一体となるこの風景


2階の通路の奥に展示されるアートは
四士献刀という名の作品。東西南北を表す青年達が
剣を収め、捧げることによって世界の平和が象徴される
この繊細で美しい博多人形の作品は
人形師の中村信喬氏によるもの

中村信喬氏が語る人形に込められた思いに聞き入る

THE BASICS FUKUOKAに展示される様々なアート

1階のロビーの周囲に展示される作品の中には
鮮やかに彩られ、躍動感にあふれ、今にも走り出しそうな
セーフティバントの構えの野球少年の作品は

中村弘峰氏の作品。進化していく400年続く博多人形

奥に設置されたSUSANOOも中村弘峰氏によるもの

以前にも中村親子の作品にもふれた


他にも通路に面して様々なアートが並ぶ
板状の造形が組み合わされた動きのある作品は

原田透氏によるBone ideaという作品

こちらの粘土で造形された作品は

おそらくシマウチミカさんによるもの

などとアートを見て回り、建物の模型なども発見したりと
可能な限りホテルを満喫して、また次の日の仕事へと


THE BASICS FUKUOKAはお気に入りのホテルで

九州での暮らし中の風景の一部でもあった

このホテルはリニューアルされたことでより身近に

そして本のコンセプトを持つ楽しいホテル

その空間を動画でも

昨年5月にイベントも。その時はまだ福岡にいたのに


THE BASICS FUKUOKAは、福岡でのお気に入りの
ホテル。ロビーに入り壮大な空間を見上げる。そこに
並べられた書籍の数々。図書館ではみかけることの
ない書籍や写真集。何冊かを手に取り客室へ向かう。
買ってきたビールを開けて、書籍の世界も楽しんで。
またアートが散りばめれたTHE BASICS FUKUOKA
での宿泊は、九州への出張のひそかな楽しみでもある。


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