近代日本を動かした炭鉱に残る風景
月明かりすら照らさない場所でそっと咲いている、
というナレーションとともに流れる印象的な音楽と
風景。今日も大分むぎ焼酎二階堂のCM。冒頭に映し
出されるのが万田坑。以前から気になっていた場所。
宮原坑を後にして、三池炭鉱万田坑へと向かう。
1902年に出炭が開始された万田坑は戦前、戦中に平均
で年間86万トンの石炭が出炭され、日本の近代化に
大きく貢献したという。1日三交代制で昼夜問わず稼働
し続けた炭鉱施設。地下264mにある坑内は、壮絶な
労働状況であったことが想像に難くない。今の豊かな
日本の礎となった明治の産業革命遺産に思い馳せる。
万田坑に関するいろいろな動画が面白い。
約1分で地下264mへ。EVは分速105mでも結構速い
これを見れば万田坑の全体像がよくわかる。
そして荒尾市のプロモーション映像にも。
最後は明るく、フォトジェニックに。