見出し画像

第20回『テート美術館展 』(国立新美術館)/Tokyo Friday Night Art Club

9月8日(金)は、第20回目の東京藝術鑑賞金曜夜行俱楽部のツアーでした。
今回も、先週に続いて六本木へ。
国立新美術館の「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」に行ってきました。虎ノ門事務所から日比谷線で30分圏内です。

「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」

イギリスの国立美術館テートから「光」をテーマにした名品約120点が一堂に展示されています。ターナー、コンスタブル、草間彌生、リヒター、ジェームズ・タレル、オラファー・エリアソンなどなど、古典から現代アートまで、一気に鑑賞できました。
これがとてもいい!
金曜日の夜にチルアウトするのに最適な展示でした。

この日は、台風が通過した後だったので、美術館も空いているかなと思ったら、結構人がいました。テート美術館展、人気ですね。
みなさんも、最後の駆け込みにならないように、お早めにどうぞ。

館内は、大部分が写真撮影OKでした。
この辺は海外の美術館のスタンダードに近づいてきましたね。
ターナーの作品をじっくり見ることができ、感激です。

他にも、企画展のテーマの通り、光を感じさせる作品が数多く展示されています。絵画で表現される光はすごく不思議に感じます。

現代アートもいろいろあって楽しめます。
絵画の光表現ではなく、光そののものを使った作品など、面白いですね。
光をテーマに西洋絵画から現代アートまで一気に鑑賞できるのがすごいで。
これがテート美術館の魅力なんですね。


あと、休憩室の展示で、テート美術館のもとになったヘンリー・テート卿の紹介がありました。
ヘンリー・テート卿は砂糖の貿易で莫大な財産を築き、偉大な慈善家でもありました。


テート卿が自分のコレクションを寄贈しようとしたら、展示スペースがないと国に断られて、自ら寄付をして作られたのがテート美術館です。
寄付のおかげで、素晴らしいアート作品を日本でも鑑賞出来ているわけです。
テート卿については、こちらの記事がとても勉強になりました。

今回のツアーで、東京藝術鑑賞金曜夜行俱楽部としては、企画展的には30個となりました!

いいなと思ったら応援しよう!