【チャリティ・イベント・レポ No.14 】世界の医療団 希望をつなぐ2023 トルコ・シリア地震医療支援 チャリティーコンサート #寄付月間
昨晩(12月4日)は、東京・市ヶ谷で開催された「世界の医療団」のチャリティーコンサートに行ってきました。
チャリティコンサートは、交響楽団やアーティストが主催するケースと、NPOがアーティストの協力を得て主催するケースがあります。今回は後者のケースです。
世界の医療団
希望をつなぐ2023ートルコ・シリア地震医療支援 チャリティーコンサート
2023年2月に発生したトルコ・シリア地震での医療支援に関するチャリティコンサートです。発生から10カ月経っていますが、まだまだ避難生活をされている人も多く、復興まではまだ時間がかかります。その中で、世界の医療団が現地で診療所を設置して、無料診療などを実施しています。
今回のコンサートは、ピアニスト戸室玄さんの演奏です。
戸室さんは前に世界の医療団のチャリティ活動に参加するなど交流があったそうです。戸室さんの友人がトルコ・シリア地震の震源地であるトルコ南東部の出身ということで、戸室さん自身から世界の医療団に何かチャリティ活動に協力できないかと申し出を行ったそうです。
NPO主催のコンサートということで、演奏の前に活動報告もしっかりありました。NPOの担当者からあらためて現地のお話しをお伺いすると、まだまだ支援が必要だということがよくわかりました。
ちなみに、チャリティコンサートということで、5000円以上の寄付で参加できるという仕組みです。6000円の寄付だと、座席指定の前方に座れるので、3列目の席で演奏を堪能しました。
ふだんのコンサートとは違って、NPO主催のチャリティコンサートはフレンドな感じでいいですね。
演奏会の部分では、ピアニストの戸室さんが1曲ずつ、これから演奏する曲の解説をしてくれて、クラシックを詳しくない私でも楽しめる構成になっていました。こういうのも、チャリティコンサートの良さですね。
チャリティコンサートということで、戸室さんがトルコ・シリアの復興を願って、世界の医療団の活動に敬意を表して、選曲されているのも、心にグッときました。そして、チャリティということで、戸室さんも心を込めた演奏に会場の参加者のみなさんも思いを一つにして感動していたと思います。
戸室さんの素晴らしい演奏とトークに、ただただ感動する1時間半でした。
チャリティコンサートは、寄付を行うことで何か社会に貢献することができたという実感を持つことができ、そして、素晴らしい演奏を楽しむことができる、一粒で二度おいしいイベントですね。
NPO主催ということもあり、ロビーでは活動紹介やサポーター募集、チャリティグッズなどの販売もありました。
12月はクリスマスシーズンもあり、チャリティシーズンですね。