【チャリティ・イベント・レポ No.02】サントリードリームマッチ2023 in 東京ドーム
2023年7月31日(月)、東京ドームで開催された「サントリードリームマッチ2023」に行ってきました。サントリーホールディングス株式会社が主催するチャリティ・イベントです。
往年のプロ野球選手が「ザ・プレミアム・モルツ球団」と「ドリーム・ヒーローズ」の2チームに分かれて、対戦します。
1995年にスタートし、今年で27回目を迎えました。最初は、トーナメントを勝ち上がった草野球チームが、大澤親分(元日本ハムファイターズ監督の大沢啓二氏)率いるモルツ球団と対決するというものでした。2000年からは、現在のプロ野球OBチームとの対戦になりました。
東京ドームに集まった観衆は約4万人でした!
サントリードリームマッチ2023
球場で配られていたメンバー表です。応援グッズにもなっていました。
始球式は、プロゴルファーの宮里藍さんです。もう引退されていますが、現役時代はサントリー所属でした。また、ゴルフの「サントリーレディスオープン」は、宮里藍さんが大会アンバサダーになっていて、現在は大会名称を「宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」となっています。サントリーゆかりの方ですね。
元ジャイアンツの上原浩治投手と、高橋由伸選手の対戦です。
同世代の選手で、かつ、現役時代、その雄姿を何度か球場でリアルタイムで見ていたので、胸アツの観戦になりました。
試合は、ザ・プレミアム・モルツ球団の勝利となり、MVPは両チームに所属(試合途中にトレード!)に1回と8回に投げた上原浩治さんでした。
懐かしいプロ野球OBの対戦を堪能しました。
さて、ここからは、チャイティ・イベントとしての紹介です。
チャリティの目的は「サントリードリームマッチにおける売上金の一部で、子供たちとの野球教室などのチャリティ活動を実施いたします。」です。
試合開始前のオープニングで、しっかりチャリティの紹介をしていました。
ドリームマッチのモットーが「PLAY SDGs! 未来につづくフェアプレーを。」です。サントリードリームマッチでは、SDGsの達成を目指す施策に取り組んでいます。
PLAY01 水平リサイクル:ボトルtoボトルACTION
PLAY02 心をつなぐキャッチボールプロジェクト
PLAY03 キッズチーム招待
PLAY04 心をつなぐキャッチボールプロジェクト
今回のチャリティの目的である「サントリードリームマッチにおける売上金の一部で、子供たちとの野球教室などのチャリティ活動」ということで、目録贈呈もありました。
野球のチャリティ・イベントで、子供たちの野球教室の開催のためにチャリティが使われるというのはとてもわかりやすいですね。
チケットは、チャリティペアシート(抽選販売)では一人500円(二人で1000円)の入場料です。その他に、チャリティでバックネット裏やグランド席の販売などもありました。そちらは、たぶん、通常のプロ野球と同じような料金だったと思います。
入場者4万人で、すべてチャリティペアシートだとしても、2000万円のチケット代です。
ただし、チャリティペアシートには、もれなく1席1枚の無料ドリンク券(アルコール、ソフトドリンク)がついています。かなりお得ですね。
そして、ドーム内では、ビール1杯500円、レモンハイ1杯700円、ハイボール1杯750円で販売されています。これらの売上の一部も寄付になります。さすが、主催がサントリーならではの価格設定です。
試合後の表彰式では、ドームで販売されたドリンクの集計結果の発表もありました。
4万杯分は無料チケットがあるので、ざっくり計算して、ビールの有料販売は13,000杯で、650万円の売上です。ハイボールで約450万円です。
ドリンクだけで、1200万円くらいでしょうか(レモンハイ、ジンソーダなどの売上杯の報告は省略されていたので)。
入場料もあわせると、3500~4000万円の売り上げのようです。
日本のチャリティイベントとしては、かなり大規模になりますね!
みなさんも、来年はぜひ、サントリードリームマッチに参戦して、野球観戦とチャリティを楽しみませんか?
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