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挑戦と成長の2024年を振り返る

どうも。ヌーラボの原田(@yasuhirox)です。ビジネスグロース部を率いている者です。

今年も1年お付き合いいただき、ありがとうございました。

振り返ってみると、今年は人生初の登壇もあり、組織体制を刷新したり、新しい取り組みを始めたりと、大きな変化があった激動の一年でした。そして、役割が増えたり関わる範囲もより広がった一年だったと言えます。

ベトナムに行って、現地のユーザーさまとお話しできたのはとても良い経験になりました。本記事では書いていませんが、メインイメージはベトナムへ行った時の写真です。また行きたいなぁ。

ということで、2024年を振り返ってみます。


組織編成の見直し

まずは組織の編成についてです。

ヌーラボはこれまで、マーケティングチームとカスタマーサクセスチームの2つのチーム体制で運営してきました。基本的にはPLG(Product-Led Growth)戦略を中心に成長してきたため、専任のセールスチームを置く必要がないと考えていたからです。

しかし、さらなる成長を目指す中で、PLGだけではカバーしきれない顧客層や市場へのアプローチが課題となってきました。

そこで2024年1月、新たにセールス組織を立ち上げ、SLG(Sales-Led Growth)とPLGを組み合わせたハイブリッドな成長モデルに移行することを決断しました。

この変化により、潜在的な顧客との接点が広がり、プロダクトの魅力を直接的に伝える機会が増えただけでなく、マーケティングやカスタマーサクセスとの連携も強化され、顧客体験全体の質は向上したと思っています。

また、セールスチームの設立により、導入までに時間を要するお客様に対して、丁寧なヒアリングと綿密なコミュニケーションを行う体制が整い、新たな市場を開拓する基盤を築くことができました。

このように、組織の編成を見直し、成長戦略を柔軟に拡張することで、より多くの価値を顧客に提供できる体制を築くことができました。

コミュニティへの注力

そして、コミュニティです。

昨年に都築、コミュニティに関する取り組みにも注力しました。CLS高知、CMC Centralと参加し、コミュニティに関わる人たちと交流をしていく中で、新しい視点や取り組みのヒントを得ることができました。

これらのイベントでは、他の参加者が直面している課題やその解決方法について学ぶ機会があり、それを通じて、自分たちのコミュニティ運営における新たな可能性を見いだすことができました。

当時、コミュニティチームはマーケティングチーム内に位置づけられていました。しかし、ヌーラボの組織はマーケティング、セールス、カスタマーサクセスと縦割りではないため、幅広い分野を横断的にカバーすることができます。そのメリットを活かすために、コミュニティチームは独立すべきだと昨年末頃から考え始めていました。

そして、ある書籍をあらためて読みます。

私のnoteで何度も擦っていますが……僕は同じ本を2回読むことの重要性を強く感じています。そろそろサインも貰おうかな…..笑

本を読むとき、1回目は純粋に新しい知識を得るために読みます。未知の分野や挑戦に対する基礎的な理解を深めるためです。

しかし、2回目は少し違います。もちろん、すぐに2回目を読むわけではなく、自分自身がその領域に実際に挑戦し、ある程度の経験を積んだ後です。

このタイミングで再び読み返すと、同じ本であっても、まったく異なる知識や洞察を得ることができるからです。やはり実体験を通じて得た課題意識や現実感と照らし合わせることができるので、内容の奥深さや新たな視点が自然と浮かび上がってくるわけです。

その結果、独立させる決断を後押しし、組織全体の構造をより適切に見直すことができて、コミュニティチームは独立することができました。

また、Cacooのコミュニティもリプレイスすることができたことも、大きな挑戦のひとつだった気がします。来年はさらに盛り上げていきますよ!

チームワークマネジメントの発信

2/15(木)「JBUG福岡#17 プロジェクトを成功に導く、コミュニケーション管理術」にて爆誕した言葉が「チームワークマネジメント」です。(記憶が確かであれば….)

3月には「チームワークマネジメント」に関する最初の記事を公開し、その後は毎月アップデートを重ねながら、このテーマを深く掘り下げ、言語化してきました。

▼3月に更新したチームワークマネジメントに関する記事

これからの時代にふさわしい働き方や、企業が成長するために必要な要素を言葉にしていくプロセスは、非常に効果的だったと感じています。

noteで考えを発信し、さまざまなメディアでその価値を伝える。その反応を受けて新たな視点が芽生え、さらに言葉にしていく――。この反復のサイクルが、仕事を前進させる大きな原動力となりました。

そして、2024年7月でビジネスグロース部を率いるようになってから1年が経ちました。

ちょうどそのタイミングでチームワークマネジメントやバックログスイーパーに関する登壇や取材の機会をいただくことが増え、広告用のコンテンツで語る場面も多くなってきました。

これらの場を通じて、自分の考えを発信するたびに、「まだまだアップデートが必要だ」と感じることが多々あります。

チームワークマネジメントの概念やその重要性について、より多くの人に分かりやすく、共感を持って伝えるためには、引き続き内容を磨き上げていく必要があると痛感しています。

また、こうした活動を続ける中で、「自分が役立てる場面はまだまだある」という実感も得られました。だからこそ、もっと表に出ていき、多くの人と対話し、新たな視点やアイデアを得ることが必要だなと思っています。

▼チームワークマネジメントとバックログスイーパーの記事

▼取材・登壇を紹介

▼メディアでの露出を一部紹介(AD)

Backlog Worldで得た気づき

そして、今年の締めくくりはやはり Backlog World です。

詳細な感想は note にも記載していますので、そちらをご覧いただければと思いますが、改めて、リアルな場が持つ「感情を動かす力」の大きさを実感しました。

オンラインツールが普及し、直接顔を合わせる機会が減った今だからこそ、リアルな場で得られる共感には特別な価値があります。相手の言葉や表情、そして微妙なニュアンスを汲み取りながら感情を通わせることで、強い絆が生まれるのだと気づかされました。

このような素晴らしい場を実現してくれた運営メンバー、特に実行委員の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。

Backlog のユーザーコミュニティ「JBUG」での活動を含め、皆さんのような方々が支えてくれるおかげで、ヌーラボは前に進むことができています。心の底から感謝を感じた、特別な一日でした。

メンタルと健康の重要性

慣れないことに挑戦し続けたこの1年は、精神的にも疲れを感じることが多く、体調を崩すこともありました。特に10月末頃にはかなり気持ちが落ち込むこともあり、改めて「メンタルを鍛えること」の重要性を実感しました。

仕事をする上で、メンタルと健康は切り離せない要素だと、身をもって感じた1年でもあります。来年以降は、メンタルケアや自己管理を意識的に取り入れ、より安定した状態で挑戦を続けられるよう努めていきたいと思います。

今年1年、原田とコミュニケーションをとっていただいた方々、そしてこのnoteを読んでいただいた方々、本当にありがとうございました。

来年も引き続きよろしくお願いいたします。

よいお年を。

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