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心理的安全性が確保されているチームは強い

昨日のnoteに「チームがどのように協力しているか」を重要視していると書きました。この部分を深堀していきます。

チームメンバーそれぞれが最大限のパフォーマンスを発揮し、目標を達成するには「心理的安全性」が重要です。

Googleはチームワークの調査をして、それをインターネットで誰もが見れるようにしています。

そこで述べられている心理的安全性の定義は以下になります。

心理的安全性とは、対人関係においてリスクある行動を取ったときの結果に対する個人の認知の仕方、つまり、「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このチームなら大丈夫だ」と信じられるかどうかを意味します。心理的安全性の高いチームのメンバーは、他のメンバーに対してリスクを取ることに不安を感じていません。自分の過ちを認めたり、質問をしたり、新しいアイデアを披露したりしても、誰も自分を馬鹿にしたり罰したりしないと信じられる余地があります。

つまり「自分のアイデアを気兼ねなく言える」「他のメンバーの意見に耳を傾けれる」「失敗をしても非難されない」「メンバー全員がお互いを信頼し合っている」
このような状態ということです。

確かに心理的安全性が高いチームは生産性が高く、目標を達成していくように感じます。ではそのようなチームをどうつくれば良いのか。

「チームの心理的安全性」という概念を最初に提唱したハーバード大学で組織行動学を研究するエイミーエドモンソン氏はTEDx Talks でのスピーチの中で、チームの心理的安全性を高めるために個人にできる簡単な取り組みとして、次の 3 点を挙げています。

1.仕事を実行の機会ではなく学習の機会と捉える。
2.自分が間違うということを認める。
3.好奇心を形にし、積極的に質問する。

「わかる、わかる。けど、どうしても他のメンバーの至らない点やできてないことに目を向けてしまう。どうしても好きになれないメンバーがいる。」
そう思ってしまうことはあると思います。

そんな僕の思いをよんでいたかのように、エイミーエドモンソン氏はTEDx Talksの最後に第16代アメリカ合衆国大統領のアブラハム・リンカーンの言葉を紹介しています。

I don't like that man. I must get to know him better.
「その男があまり好きではない、故に、彼をもっとよく知る必要がある」

これは響きました。まさに自分が源。人の可能性に焦点を当てた考え方、信念。

僕もチームを組んでたくさんのメンバーと仕事をしています。メンバーにネガティブな感情を抱いた時、できてないところに目を向けがちになった時にこの言葉を思い出し、尊重・信頼からくる粘り強いコミュニケーションを取ります。