Photo by maope 詩) 夏の日 yasuhirom 19 yasuhirom 2022年7月24日 12:44 彼の時 君を伴ひて伽藍の石段 腰下ろしつれづればかりなる話のみ空と緑に 溶けにけり両端 二人 膝抱え鎮守の蝉の響きのうちに想ひ重ねしことこそは確かにありしかとなむ思ふ然るに純情 聖男女 つつましき徳に囚はれて高鳴る胸の音 感ずるほどに虚しく時は 過ぎにけり如何なる別れをしけるにや思ひ出づるに 術もなけれど痛みとともに蘇る君の面影 今に写せり ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #現代詩 #自由詩 #夏 #神社 #口語自由詩 #夏の日 #セミの声 19