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士業経営の落とし穴【みんなハマる】 第29話 YMOに教わった(かもしれない)こと

YMOコピーバンドを小学校5年から中学校3年までやっていました。

ピアノもオルガンにそれまで一度も触ったことがなく、楽譜も読めない小僧が独学でひたすら教室オルガンの鍵盤をたたいて、テストで頑張るからと契約して一夜漬けで結果を出し、親に大枚はたいてもらってシンセサイザーを買ってひたすら練習して演奏できるようになるという。わたしは演奏は下手でしたが自分に酔うことは得意で笑

それくらいハマりました。

大人になって振り返るとマネジメント、つまり重要な要素であるマーケティングとイノベーションのかたまりのような存在、それがYMOだったと気づきます。

30歳前後の細野さんと幸宏さんと坂本さんが炬燵でみかんを食べながら音楽で実験をすることを企て、伝統を知り尽くしたうえで新しいものを取り入れ前人未踏の道を征く存在となる。すごいビジョンですね。

具体的には・・・

コンピューターでのリズム・自動演奏で”グルーブ”感(うねり、プレイヤーの自己主張)を排除

制作もパートごとに演奏を録音し、"プロセス統合"の自由度を高める

アメリカでヒットした東洋風の曲をカバー

400万枚セールスという結果を出し

日本に逆輸入という成果を上げる

そんな目標だったようです。

東西の音楽を知り尽くした細野さんと民族音楽の博士号を持つ坂本さんと立教高校時代からプロミュージシャンをしていてファッション全般にバランスの取れた幸宏さん

ビジョン、戦略、リソースマネジメントがあり、実践。

あるいは、古くから言われる”時分の花”と”まことの花”の意味も、おぼろげながら学ばせていただいた気がします。

中学生にしてマネジメントの通信教育を受けさせていただいた感じです。

・・の割にはいまだほぼ活用できてませんが。

まあ、いろいろ書こうと思ったのですが音楽素人のわたしには恐れ多いことだと思い、これくらいにしておきます。


・・・最近、実家の終活清掃で発掘されたお宝ビデオがあり、青春の日々過去を思い出します。

坊主頭のYMOコピーグループ ”DSL”(筆者左)
岡崎市立 城北中学校 文化祭 1984年
場所:音楽室 
撮影協力:放送部
学校の許可:多分なし。

シンセサイザーはJUNO6,Korg Monopolyなど。自分たちではかなりイケてるつもりでした。
が、しかし、愛教大附岡崎中学の文化祭でProphet5(当時160万円!)をみて
世界はまだまだ広いと思いました(岡崎市内だけですけれど笑)。


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