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士業経営の落とし穴【みんなハマる】 第207話 経営者は孤独から創造する
士業は経営に向かない。
国家試験は競争試験で、孤独の追求だが、合格して実務世界に入ればなれ合ってしまうから。
経営者というか、人の上に立つ人はすべて、常に見えない道義を追求し、変化に適応し、集まってくる人の才能に応じて仕事をさせるので、非常にしんどくて、常に時間がなく、現実への適応が難しくなり、理想を糧にして、ギャップを楽しんでいるので、誰からも共感されず、特にしてほしくもないので、いきおい孤独になる。
他方で、士業で個人として活躍する人は、直面する問題に対峙しつづけていくことになるが、時間のたつのを忘れて、現実に適応しまくる生活になる。研修、飲み会、ゴルフ、趣味、家族などなど。
おそらく孤独になると概念的なことに頭がいき、そうでないと概念的なことに頭がいかない。
概念的なことというのは、社会は思い通りにならないし、変わらない、何もうまくいかないという、心に闇を抱えた結果、人が気づかない視点、視座、視界を持ち、その点から世界を再構成すること。
孤独にならないと、自己の世界観を更新することがあまりない。
というわけで経営者は孤独に慣れ、それどころか孤独を利用して脳内に新しい世界を創造することを生業とするものということができる。
100人の企業に、1名くらいの割合で存在しうるのかもしれない。