見出し画像

フレームリーディングでつくる国語の授業のまとめ

フレームワークの重要性について、最近山田将由先生からきいた。フレームとは型のことだ。大人でもそうだが、何かを考えるにしても考え方の型があると考えやすい。無からなにかをするのは難しい。今回はフレームという響きに惹かれてブックオフで手に取った。

・なぜフレームリーディングか
フレームリーディングでは文章を丸ごとよみ、全体を捉えてどのようなことが書かれているかよみとっていく。通常国語の指導書などては段落ごと、場面ごと読んでいくことが多い。これは必要なことではあるがパターン化してしまい飽きがきたり、結局なにを掴ませたいのかボヤけるこたり、時間数がかかりすぎたりというデメリットがある。そこで青木先生はフレームリーディングをすることでその中で必要な段落構成や場面構成、工夫にせまらせようとしている。そのためには発問が重要となる。文章全体を読み通す発問の仕方が各単元を通して例示されている。そこを汎化できるよう自分なりにまとめてみる。
・数える
これが、一番よくでてきた発問である。5年生き物は円柱形では円柱形という言葉は何回でてきましたか?
1年大きなかぶでは登場人物は何人出てきたか?最近自分が使ったは3年こまを楽しむで何種類のこまがでてきましたか?というとい数えるという明確な活動をすることで全員参加もできるし、文章て大事なことを意識しながら読める。
・1番〇〇なのは?
数えた後に収束させる発問、1番重要な円柱形はどれですか?1番すきなコマはどれ?1番大事な段落はどれ?
1番を考えることでそこに理由が生まれ思考がうまれる
・他のところはなくていいですか?
1番以外のところの必要性について問う、筆者が何の為に、誰の為にその文や言葉を書いたのか考えることができる
・なぜ?を問う
なぜ、あれだけ仕留めたがっていた残雪を、にがしたのですか?
なぜ、12月にしか登場しないやまなしが題名になっているんですか?
物語のクライマックスや要旨をとう発問になる

・このような文章を書く作者はどのような人だと思いますか?
作者の人物像にせまる発問、バックボーンを知り、他の本にも興味を抱かせる

全体を通して、国語では読書とは違い普段読まない読み方をする。その中で構成、書き方の工夫、書かれてない思いを読み取るということをやっていく。そういったことを通して文章の核にせまったり、そういった書き方を真似して自分も説得力や表現力の高い文を書けるようにするというゴールが見えた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?