AFの種類
こんにちは!やすひこです。
オートフォーカス(AF)にしているけど
ピントが合わない
オートフォーカスの設定ってなに??
このようなお悩みはありませんか?
私はマニュアルフォーカスのカメラを
使っていたので、AFにしておけばピントの
心配はする必要はないから便利だと
思っていました。
確かに、AFは便利で
カメラが自動でピントを合わせてくれますが
実は被写体や撮影シーンによって
適切なAFの種類や設定があります!
上手く設定できていると快適に撮影できます!
今回はAFの種類についてご紹介します。
AFとは
オートフォーカス(AF)とは、
カメラが自動で被写体にピントを
合わせてくれる機能です。
ほとんどのカメラに搭載されていて
シャッターボタンを半押しすることで
作動し被写体にピントを合わせて
全押ししてシャッターを切ります📷
オートフォーカスには2種類あります。
コントラストAF
映像素子に映った映像をもとに
ピントレンズを動かしながら明暗差
(コントラスト)が大きなところを探して
ピントを合わせる方式。
主にコンパクトデジタルカメラに
搭載されていました。ピントを合わせるのに
時間がかかることがあります。
位相差AF
レンズから入った光を2つに分けて
専用のセンサーへ導き、結像した2つの
画像の間隔からピントの方向と量を判断する方式
主にデジタル一眼レフに搭載されています。
高速にピント合わせが可能。
MFとは
マニュアルフォーカス(MF)は
手動でピントを合わせます。
ピントを合わせたい位置が
レンズから近かったり、
AFではピントが合わせにくいときに
MFを利用します。
AFの種類
AFには3種類のモードがあります。
メーカーによって呼び方が多少ことなりますが
基本的な機能は同じです!
AF-S
Canonでは、ワンショットと呼ばれています。
AF-Sは、シャッターボタンを半押しした際に
一度だけピントを合わせます。
一度ピントが合うと、
シャッターボタンを半押ししている間は
ピントの位置は変わりませんが
被写体が動くとピントが外れてしまいます…
そのため、動きのない被写体を撮影するときに
オススメします。
一度合わせたピントを固定しておけるので
被写体にピントを合わせたまま
構図を変えれます。
ピントがズレてしまったり
ピント位置を変えたいときは
一旦シャッターボタンを放して
もう一度半押しして
ピントを合わせ直します。
AF-C
CanonではAIサーボと呼ばれています。
シャッターボタンを半押ししている間
被写体にピントを合わせ続けてくれます。
フォーカスポイントに被写体がいれば
被写体が動いても
シャッターボタンを全押しするまで
被写体を追いかけてピントを合わせ続けます。
動く被写体にオススメします。
AF-A
CanonではAIフォーカスと呼ばれています。
シャッターボタンを半押ししたときに
カメラが状況を判別して
自動でAF-SとAF-Cを切り替えます。
静止している被写体の場合AF-S
動いている被写体の場合AF-Cという
ようにいちいち切り替える手間は省けます。
ただ、注意も必要です!
静止している被写体にピントを合わせているときに
意図せずに動物が入り込むと動いている動物に
ピントが合ってしまい自分の合わせたい位置に
ピントが合わせられなくなります。
できるだけ、
自分でAF-SとAF-Cを切り替えてください。
フォーカスエリアの種類
フォーカスエリア(測距エリア)とは
カメラが実際にピントを合わせる位置
(フォーカスポイント)の範囲のこと。
AFのときは
設定したフォーカスエリアに
被写体がはいっていれば
ピントを合わせます。
スポット1点AF
狭い部分にピントを合わせられます。
1点AF
ピント合わせに使うAFフレーム1点を
選択します。
領域拡大AF
任意に選択した1点と隣接する上下左右の
AFフレームでピント合わせをします。
ゾーンAF
AF領域を9つの測距ゾーンに分けて
ピント合わせを行います。
ラージゾーンAF
AF領域を左/中/右の3つの測距ゾーンに
分けてピント合わせを行います。
自動選択AF
AFフレーム(AF領域全体)で
ピント合わせを行います。
このモードはカメラが被写体を判別して
自動でピントを合わせてくれます。
ただし、カメラが自動で被写体を判別するため
意図していない被写体に
ピントが合うこともあるので気を付けてください!
なので私はオススメしません。
動かない被写体には、スポット1点AF
動く被写体にはゾーンAFかラージゾーンAFを
オススメします!
(顔)+追尾優先AF
人の顔を検知してピント合わせを行います。
顔が動くとAFフレームも動いて顔を追尾します。
ライブ多点AF
最大63点のAFフレームを使用した広いエリアで
ピントを合わせます。
ライブ1点AF
1点のAFフレームでピントを合わせます。
まとめ
今回はAFについて解説しました。
AFにこのような設定があることを
初めて知ったという方も少なくないのでは
ないでしょうか?
撮影したい被写体・撮影シーンに合わせて
上手にAFの設定が出来ると
より快適に正確にピントを合わせてピンボケを
確実に減らせます!
是非、一度AFの設定を
見直してみてください。
ご感想や質問は公式LINEへお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?