レタッチ完全マスター
こんにちは!やすひこです。
レタッチって必要?
前回、"レタッチをする意味を考えたことありますか?
撮影するときにきっちりしているのでレタッチは
必要ないと思っていませんか"
と書いたと思います。
私は、写真の作品を作る上でかかせないものであり
必要不可欠なものだと考えています。
確かに仕事で写真を撮る人は、撮るだけで、選別や
レタッチをする人が別にいて、撮って出しで
提出するカメラマンもいます。
しかし、作品作りの場合とか個人で仕事をしている人は
全てをひとりで、作業しなければなりません。
折角、綺麗に撮っても、余計なものが写り込んできたときに
そのまま、お客さんに写真を渡したりしませんよね。
レタッチとは、「写真の完成度を更に高める」ためにする
と書きましたが、その通りで自分が意図していないものが
写っていたり、背景がイマイチだったりすると
写真が汚く見えてしまいます。
今回ご紹介することと前回に書いたことを実践することで
レタッチは完全にマスター出来ます。
今回はレタッチ完全マスターついてご紹介します。
選択範囲
選択範囲とは特定の範囲だけを補正したり、フィルターを
かけたりするには必要不可欠です。
これが出来ないと、画像全体にしか使えないので
完成度を高められません。
本格的にレタッチをするのであれば、選択範囲は必要不可欠で
これを使いこなせないと、逆光の人の顔を明るくすることや
合成することはできないです。
選択ツール
選択ツールには、長方形選択ツール、楕円形選択ツール、
一行・一列選択ツールがあります。
長方形・楕円形選択ツールの場合、ドラッグした範囲に
応じた長方形・楕円形の選択範囲が作成されます。
また、【shift】キーを押しながらドラッグすると長方形は
正方形に楕円形なら正円になります。
選択ツールのオプション設定では、「境界のぼかし」と
「縦横の比率」の指定、「ピクセル指定」が可能です。
この中で重要なのは、境界のぼかしです。
適度にぼかすことによって、より自然な合成ができます。
なげなわ選択ツール
なげなわツールには、なげなわ・多角形・
マグネット選択ツールがあります。
形が不定形のものには、わげなわツールが有効です。
多角形は、範囲の頂点や角をクリックしてアンカーポイントを
置いていく選択によい。
マグネットは、輪郭を自動検出して
選択範囲を作成します。
自動選択ツール
選択したい対象が、他の部分と色や明るさがはっきりと区別できる場合は、
自動選択ツールを使うのが便利です。
マウスでクリックしたピクセルと同じ色を選択範囲にする。
一度で期待した範囲を選択できなかったときは、【shift】キーを
押しながら別の場所をクリックして選択範囲を広げるという使い方が
一般的です。
色域指定
機能的には自動選択ツールと似ているが、
使い勝手がいいのがこの色域指定です。
自動選択ツールと同じように、選択したい色をクリックして
その近似色を画像全体から選択範囲にします。
クイックマスク
選択範囲を作るために描画するモ―ド。選択範囲にしたい部分を
描画した後、通常モードに戻すと描画部分が選択範囲になります。
その描画には、ブラシツールやグラデーションツールを利用できます。
特にブラシツールを使う場合、ブラシのボケを利用できるため、
多少輪郭の曖昧な部分や繊維のふわっとした輪郭にも効果的な
選択範囲を作成ができます。
ペンツール&パス
パスとはペンツールによって作成されるベジェ曲線のこと。直線や曲線で
構成される対象を正確に切り抜きたいときに便利な機能です。
ただし、パスそのものは選択範囲ではないのでパスを作成したあとに
選択範囲に変更します。
Photoshopの使い方
Photoshopを起動させます。
写真①の画面になります。
開くをクリックする。
コンピューター内のフォルダから編集したい写真を選ぶ
写真②の画面のようになります。
写真③のように編集しい写真を選ぶ。
選択範囲から「被写体の選択」を選ぶ。
写真④を参照
成功すると写真⑤のように囲めます。ただし、あまり明暗差が
無い場合は、上手くいかないので別の方法で選択してください。
イメージから色調補正を選び更にトーン・カーブかレベル補正などを
選択する(写真⑥を参照)
トーン・カーブを選択した場合(写真⑦を参照)
ヒストグラムが表示されその画面に斜線がでていて
その斜線をクリックしてポイントを作り、そのポイントを
左右に動かして明るさなどを調整します。
レベル補正でも同じことが出来ますが、より細かな修正が
トーン・カーブならできます。
次に背景をぼかしたい場合。
まず、選択範囲で選択範囲を反転をクリックして選択範囲を
被写体から背景に移動させる。
フィルター→ぼかしの中から"ぼかし(レンズ)"を選択(写真⑧を参照)
ぼかしを選択すると写真⑨の画面になります。
各パラメーターを動かしてボケ具合を確認しながら
決めます。
これで、終了の場合は、ファイルから書き出しを選び書き出し形式から
拡張子を選択(JPG、PNGなど)して書き出しを行えば終了となります。
まだ、レタッチをするときは、他に彩度、明度、空の入れ替え、
ホワイトバランスなどが出来ます。
lightroomの使い方
基本的にPhotoshopで出来ることは、大体、lightroomでも
出来ますのでlightroom→Photoshopでレタッチはあまり必要
ないです。
しかし、Photoshopでしか出来ないこともなかには
あります。
写真を追加から写真を追加する(写真①を参照)
画面に現像したい写真を表示させる。
背景からマスクで被写体を選ぶと写真②のようになります。
中には、上手く被写体を選べないときもあります。
(被写体と背景の明暗差があまりないときは上手く被写体を
選べません)
被写体の調整が終われば次に背景を選びます。(写真③参照)
背景の調整をします(彩度・明度・明るさ・色被りなど)
次に不要物があれば削除します(写真④を参照)
🔳生成生成AIを使用
🔳オブジェを検出にチェックを入れる。
削除したいものに合わせてサイズを決める。
紙袋が消えました(写真⑤を参照)
元から無かったようになりました。
修正や調整が終わりましたら、最後に書き出しをして現像します。
通常は、JPでいいですが、まだ、Photoshopで何かをする場合は
TIFFの方がいいです。
一枚ずつの現像できますが、一括現像もできますので便利です。
Photoshopは重たいのでタブレットではきびしいかもですが
lightroomは、スマホでもタブレットでもできます。
まとめ
選択範囲を選ぶことは重要で、被写体だけを修正したいときは被写体を
選ばないといけません。
背景と被写体に明暗差があるときは
自動選択ツールで大丈夫ですが、明暗差があまりないときは
上手く選択できないときがあります。
上手くいかないときは、ペンツール&パスで自分で選択範囲を作らないと
いけないです。
慣れるまでは難しいと感じるかもですが作業していくうちに慣れてきます。
最初からPhotoshopとlightroomの両方使うよりはどちらか1つから
していった方がいいです。
私のオススメは、lightroomです。
jpg、pngも読み込んで修正できます。
ここまで読んでいただいて
ありがとうございます。
これからもカメラに関する情報とか
撮影ノウハウを発信していきますので、
楽しみにお待ちください。
ご感想や質問は公式LINEへお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?