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音楽小ネタ:実は元曲があった有名曲
連載:メタル史の息抜き。あれ1記事書くのに数時間かかるので気楽なネタも時々書こうと思います。お題はタイトルの通り。「え? あれって元曲あったの?」という曲をご紹介。まずはこちら。
フランスのシャンソン歌手、クロード・フロンソワの「Comme d'habitude(いつものように)」。1967年にシャンソンとしてヒットし、1969年3月に英語版がフランクシナトラによって「My Way」として歌われ世界中で大ヒットしました。もともとはフランスの歌だったのか! 確かにシャンソンっぽいメロディですよね。
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今度は逆のバージョン。UKのサイケデリックロックバンド、ジェイソン・クレストが1968年にリリースした「Waterloo Road」。
フランスの人気歌手、ジョー・ダッサンがフランス語で「オーシャンゼリゼ」としてカバーし、1969年にリリース。こちらはフランス語バージョンが世界中でヒットします。元は英語の曲だったんですね。
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ここからは余談。英語で「Waterloo」と聞くと、The KinksのWaterloo Sunsetを思い出します。Waterloo Sunsetが1967年のリリースだから、もともとはそれを意識した曲だった可能性もありますね。
Waterloo(ウォータールー)はロンドンにある地名。Waterloo Stationが駅名で、近くにテムズ川が流れています。なお、Waterlooは別の読み方だと「ワーテルロー」。イギリス・オランダ・プロイセンなどの連合軍がナポレオン軍を破ったワーテルローの戦いを記念して架けられた「Waterloo Bridge」が近くにあり、それが駅の名前となっています。
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ロンドンの中心地であるウォータールー通りの歌が、パリの目抜き通りであるシャンゼリゼ通りの歌に変わったのは面白いですね。
おまけ。
それでは良いミュージックライフを。
連載:メタル史もよろしくお願いします。