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18.恋心を敬虔に歌い続ける女性SSW = Carly Rae Jepsen

Carly Rae JepsenはTV番組「カナディアン・アイドル」で発掘され、2008年にデビューしたカナダ出身の女性シンガーソングライターです。洋楽のラブソングは讃美歌的というか、「You」というのが単なる恋人なのか、あるいは信仰の対象とまで高められたものなのかわからないものがありますが、そうした祈りにも似た、生活のすべてを見守るものとしての「Love」を歌っています。映像表現が独特で、シチュエーション・コメディのようなPVをいくつか作っています。こちらの曲もだんだんと収集がつかなくなっていきますが、最後はハッピーエンドです。

もう1曲、こちらもだんだんとおかしくなっていくPVですが、現代人の孤独を描いて少しほろ苦い内容でもあります。

現代を代表する女性SSWといえばTaylor Swiftでしょう。彼女の2019年の曲「ME!」も恋愛教的なドリーミングで大げさかつキュートな世界観を描いています。

他にも何人か個性的な女性SSWをご紹介しましょう。

Alice Mertonはドイツ出身のSSWで、ドイツ・イギリス・カナダの国籍を持っています。2016年に最初のシングル「No Roots」でデビューし2019年にファーストアルバムをリリース。

Billie EilishはアメリカのSSW。2001年生まれで、2019年にリリースされたシングル「Bad Guy」は2000年代生まれで初の全米1位を獲得しました。新世代の女性SSWです。

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