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【第二章】現状と理想や期待のギャップに悩み、逃走。
昨年、最も素敵な記事が宇都宮大学のメディアより公開されました。
今回その記事に本人談を追加して、noteにて公開することを決定いたしました!
いつもアグクルの事業内容に数多くフォーカスしていただきますが、その記事はありのままの入学は社会人1年目の5年間について取材していただきました。
振り返るとこの5年間は常に「本質とは何か?」を自分自身に問い詰めた時間でした。
「なぜ僕らは生きているのだろうか?」
「この世で最も大切なものはなんだろうか?」
「僕らは人生をどう生きていきたいのか?」
そんな多くの問いを進みながら探った結果のスタートラインが“発酵起業家”になることだったことは私の人生の誇りです。
※以下は宇都宮大学のメディア18歳からのとちぎ学の小泉インタビュー記事「起業までの道、本物を突き詰めたからこそ見えたモノ」を引用させていただきます。
なおインタビュアーは2019年12月までアグクルで一緒に働いていた学生メンバーの佐藤綾香ちゃんです。
現状と理想や期待のギャップに悩み、逃走。
茨城県の筑西市で、アスパラ農家で研修を受けながら、もともと空き家であったところに住み、自分でも畑の開墾をする生活を始めました。
農業による地域活性化でこの街を元気にしたいと夢を持ち、大学では、自分が育てた野菜を大きな籠に入れ背負って配りました。
「一歩踏み出してみたら、みんなが注目してくれて、だからもっと目立ちたくて。」と小泉さん。
授業の中で、先生が言っていた「よそもの、バカもの、若者が地域を変える」ということを信じ、自分はそれを全て持っていてステータスもあると自信に満ちておりました。
そんな小泉さんに周囲の期待は、次第に高まり、メディアの取材も受けました。
しかし、だんだんメディアの前で自分が語っていることと自分の毎日のタスクには、ギャップが生じているように思い始めました。
19歳で地域を救う農業界のスーパースターを目指していましたが、周囲の期待は、ますます高まり、それに伴ってギャップの乖離は、大きくなっていき、期待に潰された小泉さんは、ある日何も言わずに、荷物をまとめて逃げ出しました。
次回は、「世の中にモノを生み出す人の本気を知る。」です。
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