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【「朝30分」を続けなさい!】(著:古市幸雄)を読んで
本書からのアクションプラン
【朝、勉強をする】
早起き関連の本を読みたいと思い2冊目です。
要約すると「朝の勉強は効率がいい。継続しろ」です。
著者の熱いメッセージが込められた本書、それはまるでサッカー界におけるセルジオ越後のようでした。
1、勉強の成果の方程式
y = a × b × x2(2乗) + c
勉強の成果 = 教材・サービスの質 × 集中力 × 時間の2乗 + 過去の蓄積
とにかく時間投下が大事!!
キングコング西野亮廣さんも言っている事ですね。
そして本書タイトルの「朝30分」ですが、この時間が一番効率よく成果を出せるようです。
確かに先に読んだ「スゴい早起き」にも、朝は脳がスッキリ整理された状態だと記載されていました。
時間投下、すなわち勉強を毎日の習慣とする事で周囲との差別化が図れる。
日々の小さな積み重ねが、やがて(本書では15ヶ月後と記載されている)クリティカルポイント、つまり大きな変化点となって現れる。
それを最大限に効率よくできるのが「朝の時間」である。
また、夜のうちに翌朝やることを決めておくのが大事。
朝になって「何をやろうか」では貴重な時間をロスしてしまうからです。
そんなわけで今回のアクションプランは「朝、勉強をする」です。
今まで夜型の勉強だったので、せっかくなので朝方勉強を実践しようと思います。
一方で、暗記物は夜やったほうがいい、との事。
こちらはやはり「睡眠による記憶定着」ですね。
2、誰かのための勉強
朝の勉強を習慣化するにあたり、いかに続けるか。
それを「自分のため」と考えるとなかなか続かない模様。
そこで「大切な人のため」と考えるといいようです。
人は自分以外の「誰かのため」と考えると凄い力を発揮するのです。
分かりやすい例が「家族のため」ですね。
これは自分自身、思い当たる節が多々あります。
やはり「誰かのため」というのは大きなモチベーションになります。
3、ステージ別の勉強法
巷には「20代〜」「30代〜」と、年齢別にした本が多いですが、本書では「独身」「新婚」「子育て」のステージ別で解説しています。
なるほど。実際こちらの方がそれぞれのライフスタイルに合うので分かりやすく実践しやすいです。
ちなみに子供が巣立った後を「熟年時代」としていますが、著者自身がまだそこにたどり着いていないので分からない、との事。
まぁ感覚的には「新婚」に少し「子育て」が乗っかった、とイメージしています。なぜなら自分が今この「熟年時代」に差しかかっているからです。
※熟年というには若いとは思いますが。。。
4、運をつかみ取る
・運は準備している人の前にしか現れない
・運をつかみ取るにはコツコツ勉強し続ける必要がある
ここで本書は他責思考を痛烈に批判しています。
自分も同様に、すぐに周囲のせいにする他責思考にはイライラします。
「ではあなた自身は何をやったのか?」
結局は自分次第。
本書ではそのような痛烈なメッセージが何度となく発せられています。
大切なのは日々の勉強だと、著者からの強いメッセージがあります。
5、勉強の重要性
「終身雇用」「年功序列」の崩れた今の時代、自分自身を高める勉強の重要性は増していると思います。
だからこそ昨年末に国家検定合格後、2021年はこの読書チャレンジを実践しています。
この先、自分のクリティカルポイントがいつどのような形で現れるかは分かりませんが、その日まで勉強は続けていきたいと思います。
個人的に本書、結構良書でした。