【人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった 改訂版】(著:鴨頭嘉人】を読んで
本書からのアクションプラン
【相手の声にならない声を聴く】
鴨さんイベントで大人買いした本の1冊です。鴨さんの体験談ですがメッセージ性が強く、まさにバイブルになりえる本でした。
鴨さん、神!!
1、学び
・全力でやるから面白い
・丁寧にあいさつをする
・全ての仕事には責任がある(肩書きではない)
・社会に貢献できる大人に育てる
・相手の良いところを見つけて褒める
・勝つことを考えて自分の限界を超えるチャレンジをする
・相手を信じて見続ける
・人間は相手が本当に想っていることを受け取る
・未熟でいる限りは成長できる
・自分の人生は自分で決める
・仕事の価値を伝えることで責任はモチベーションになる
・チームで共有すべきは目的とゴール(指示ではない)
・相手のことを考えてミーティングの準備をする
・自分の非を認める
・愚直に少しずつでも毎日やり続ける
・お礼は必ずする
・一生懸命な姿を見てくれる人はいる
・相手の長所を言葉にしてそれを生かした作業指示をする
・周りに気持ちよく働いてもらうのがリーダーの務め
・何度でも同じことを伝える
・自分を変えられるのは自分だけ
・トラブルは必ず報告する
・問題は成長のチャンス
・表情のさえないメンバーに「どうしたの?」と声をかける
・毎日のように生き生きと夢を語る
・「ちゃんとご飯食べた?」等、ささいなことでもメンバーに声をかける
・自分が主役のコミュニケーションはNG
・「間違いを指摘し続ける」もNG
・「メンバーを信じる」と決める(信じられるかどうか、ではない)
・夢や目標を語りベクトルを合わせる
・「いいね、やってみて」「ありがとう」でメンバーが自発的になる
・「自分が役に立っている」と感じることで生き生きと働ける
・「成功体験をつめる環境」こそが人材育成で大切なポイント
・「どうしたらいいと思う?」と相手に考えさせる(コーチング)
・根気よく質問し続ける
・上司が答えを示すと、部下は答え”探し”をはじめる(考えていない)
・メンバー一人ひとりにコーチングして想いを共有する
・メンバーに承認の言葉を語りかける
・メンバーが純粋に自分の成長を喜べる環境こそ理想
・「それは何をしているのか」本質を問う
・部下の声にならない声を聴くのが上司の仕事
・そのために身体の小さな変化を見逃さない
・99対1でも1が正しいこともある。自分を信じる
金言の塊で、今の自分にも置き換えやすいことが多い。自分はなぜ働くのか。働くことで目指すことは何なのか。教育する立場にあって、人の成長とはいかなるものか。本書を通じて自分への問いかけが止まらない。まさにバイブルな一冊だ。
2、若年時代の体験
ちなみにこの本のエピソードで凄いのは、若年時代に様々な体験をしていることだろう。同じような日々を過ごし何年も経過するのではなく、バイト時代、社員時代、店長時代、スーパーバイザー時代、本社時代とそれぞれに濃い体験談が描かれている。これは無印良品の本にもあったことだが、より若い時に厳しい環境に飛び込ませて成長を促している、それを如実に感じる。では自分の会社生活ではどうだっただろう? ぬるま湯の日々が多かったと思う。だからこそ、マクドナルドや無印良品で働いてみたいと思うのだ。より厳しい環境でチャレンジしてみたいと思うのだ。
同時に危機感を感じる。うちの職場の若手は本当に大丈夫か、と。人としての経験値で絶対的な差が生まれているのは明白だ。はたして自分に何かできるだろうか。とはいえ相手から求められていないアドバイスをしても煙たがられるだけだ。自分は相手を承認したり、「なぜ」を相手に聞くことで一緒に学ぶことができると思う。自分自身の変化・成長が若手にも伝わり、その成長の一助になれば嬉しく思う。