【地頭力を鍛える】(著:細谷功)を読んで
本書からのアクションプラン
【仮説を立てて考える】
【マジックナンバー3を活用する】
2007年に発売された本書、当時から話題になっていました。
今回Kindleで発見したので読んでみることにしました。
要約すると「仮説思考」が大事であり、そのための理論・テクニックが紹介されている本になります。
1、地頭力とは
地頭力▶︎考える力のベースとなる知的能力。
①結論から(仮説思考力)
②全体から(フレームワーク思考力)
③単純に(抽象化思考力)
フェルミ推定により鍛えられる。
これを読んでいて気づいたことがあります。
そう、マコなり社長です。
特に初期のYouTubeにはこの話が色濃く出ていたと思います。
また約1年前にはフェルミ推定の動画も上げていました。
(動画、見返しました)
2、仮説を立てる
・仮説思考の本質は「逆算して考える」こと
・「できること(現状)」ではなく「やるべきこと(あるべき姿)」から考える
・「自分が何を伝えたか」ではなく「相手に何が伝わったか」
・常に結論や目的を最優先に考える
・仮説は常に更新する
コミュニケーションにまで話が及んだことには驚きました。
特に「相手に何が伝わったか」は大事なポイントであり、パワポ等での資料作成でも活用したい考え方です。
仮説思考はとにかく応用が広い、そう思います。
3、抽象化する
・1を聞いて10を知る
・「要するにそれは何なのか」の答えであり、シンプルなもの
・その概念は「共通点を探す」こと
現状、自分が苦手とする分野。
意識的に抽象化してトレーニングしたいです。
また、著者の書籍「「具体⇔抽象」トレーニング」も読んでみたいです。
(マコなり社長もオススメする本です)
4、知的好奇心
・「問題解決に関する好奇心(why)」と「知識に対する好奇心(what)」がある
・地頭力に関係するのは問題解決への好奇心
好奇心という言葉を因数分解するとwhyとwhatに分かれるとは驚きです。
自分自身「知的好奇心がある」とは自認していますが、その本分はwhatのようです。
せっかくなのでwhyにも関心を持って地頭力を高めていきたいです。
5、最後に
とにかく面白かった本書です。
思考の在り方を要素ごとに分解して、図解も入れてとても分かりやすく、知的好奇心がとても刺激されました。
その要素分解は「3つ」に分かれていることが多く、「マジックナンバー3」が活用されていました。
また、仮説思考や抽象化能力は「東大読者」や「東大思考」にも書かれていましたね。
そのような Hi smart な思考方を学べることも刺激的です。