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【伝わるシンプル文章術】(著:飯間浩明)を読んで

本書からのアクションプラン
【クイズ文を活用する】

文章の書き方を学びたい。そう思って手に取ったのが本書でした。決め手は「シンプル」というタイトル。
そのシンプルとは、クイズ文という手法を用いて「問題・結論・理由」という構成で文章を書けば伝わるというものでした。

1、クイズ文と日記文

【クイズ文】※本書の主題
問題・結論・理由」の3つを備えた文章
※想定される反論とそれへの再反論、結論の確認もプラスされる。

問題・・・助詞「か」などで終わる疑問文。
【日記文】
事実(出来事)」と「感想(主観)」の文章。

文の構成を因数分解してその意味を考えると、それぞれの属性に当てはまることができる事を学びました。
 この文は「クイズ文」なのか「日記文」なのか。
 この段落は「問題」なのか「意見」なのか。
 「事実」なのか「感想」なのか。
最近は「要約すること」を意識することが多いが、この因数分解を上手く活用することで、要約自体の精度も上がりそうです。

2、読書の意義は ~クイズ文の実践~ 

【問題】
「読書しよう」とはよく聞く言葉です。
では読書だけすればいいのでしょうか?

【結論】
答えは「否」です。

【理由】
人生は「行動」してこそ、です。読書はそのきっかけ、知識を身に着けることができます。が、知識だけでは何も変わりません。読書で得た知識を実践してこそ、その意味があるのです。

【反論】
「知識を得るだけでも意味はある」という意見もあります。しかし、頭の中にストックされただけの事に意味はあるのでしょうか。そして人は物事を忘れていきます。だからこそ、実践することで自身の経験へと落とし込む必要があるのです。

【結論の確認】
読書で得た知識を実践する。その経験が自分の人生をより豊かなものへと導いてくれるのです。

3、反復練習

自分の考えを伝えるために活用するクイズ文。
何度も文章を書くことで、その精度を上げていきたいです。

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