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コアラーズ後半戦の展望
リーグ前半戦を7勝3敗で終え、皇后杯ではベスト8だったコアラーズの後半戦を考えてみようと思います。
1、敗戦から見えてくるリバウンドの数
デンソーとの開幕戦の勝利と紡織の連勝が好成績につながったと思います。
一方、トヨタ相手に連敗と日立戦の負け(皇后杯)では気になるデータがあります。
それはリバウンドの数です。
トヨタ1戦目 コアラーズ34 ー トヨタ47 【-13、72%】
トヨタ2戦目 コアラーズ27 ー トヨタ54 【-27、50%】
日立 コアラーズ22 ー 日立40 【-18、55%】
結構差があります。
オフェンスリバウンドで見てみると、以下のようになります。
トヨタ1戦目 コアラーズ6 ー トヨタ19 【-13、32%】
トヨタ2戦目 コアラーズ5 ー トヨタ25 【-20、20%】
日立 コアラーズ2 ー 日立13 【-11、15%】
顕著に差が開きました。
コアラーズ、いずれも1桁で10本以上の差をつけられています。
実際に試合を見ていても、顕著に「リバウンドが取れていない」と感じます。
リバウンドでマイボールに出来なければ自分たちのリズムも掴めません。
また、相手にオフェンスリバウンドを取られると耐える時間が長くなり、疲労も蓄積されていきます。何より、相手に良いリズムを与えてしまいます。
今季の敗戦時のリバウンドを見ていると、山王戦での桜木花道の有能さが身に染みて分かります(by スラムダンク)。
自分は数字でしか見ていないため、実際の試合での動きまでは分析していませんが、このデータは当然チームも意識していると思います。
後半戦、いかにこの点を修正してくるかは注目ポイントです。
2、注目選手
リバウンドに関しては、やはりセンターの西岡選手(15番)に注目です。
先の日立戦ではファールトラブルもあり、思うような働きが出来なかったと思います。
オリンピックも控える2021年、西岡選手の活躍に期待しています!!
次に若手の奮起です。
今季出場時間の増えた永井選手(3番)。
まだまだその能力の全容を見せたとは思っていません。
武器と言えるリバウンドや3Pシュートで存在感を放って欲しいです。
そしてもう1人の若手、ルーキーの藤田選手(39番)。
その体つきからフィジカルの強さを感じ、紡織戦で見せたロングパスのアシストはセンスを感じるものでした。
桜花出身の平下選手(トヨタ)の活躍をみると、高校時代に岐阜女で凌ぎを削り、U17W杯で共に戦った藤田選手も活躍出来るのでは?、と期待が膨らみます。
若手の台頭で、チームを活性化させて欲しいと思います。
3、チームに期待する事
先日写真を整理していた際、2季前のファイナルの写真がありました。
それは、最高の舞台で最高の思い出でした。
コアラーズにはやはりファイナルの舞台に進んで欲しいと思います。
最高の舞台で試合して、タイトルを取るシーンを見てみたいです。
そんな期待を込めて、これからも応援し続けます!!
(写真はそのファイナル、試合終了後の1コマです)