【「あきらめない」のススメ】(著:鈴木順也)を読んで
本書からのアクションプラン
【あきらめない事を見つける】
最近読んでいる本でよく聞く言葉は「やらない事を決める」です。
一方、この本はタイトルは「あきらめない」。
「やらない」とは「あきらる」と言えるのか。
相反する言葉の興味に惹かれました。
私の好きな言葉
「あれもこれも、ではなく、あれかこれか」
1、自分の人生の決め方
本書には「自分の人生は自分で創っていけ」というメッセージが込められています。そして私は自分の意思で創ってきたと思います(自負はあります)。
進学、就職、結婚、趣味、他。
という事は、、、
私が本書を読む必要性はそれほどないかも、と思いましたが、せっかくなので読みました。
2、世代間の価値観の差と、夢の否定
本書にも出てきました、世代間の価値観の差。
私が興味あるテーマです。
親世代(主に団塊世代など)
ひとつの生き方のフォーマットがあった。
いい会社に入れば定年まで安泰。
今の時代
いい会社が必ずしも価値が高いとは言い切れない。
多様性が求められている。
親世代の価値観が今の時代に合わず、それで子供の可能性を否定してしまう事は悲しいです。
特に自分自身が自分の意思で生きてきたので、「親の否定」による人生の決断を見るのは心地よくありません。
(あくまで私の主観です)
もっとも、否定するのは親に限りませんが。。。
そんな「夢を否定する人」をドリームキラーと言うようです。
このあたりの話はキングコング西野亮廣さんが映画「えんとつ町のプペル」で描いています。
私自身、趣味でドリームキラーに多く出会いましたので、強く共感する作品でした。
(だからこそ映画の感想をnoteに書きました)
3、あれかこれかの選択
本書に書かれていました。
「あきらめることと、あきらめないことを明確にする」
なるほど。結局「やらない事を決める」へ帰結するんですね。
「あれもこれも」ではなく「あれかこれか」ですね。
4、好きな言葉
本書の中で出てきた好きな言葉の2選です。
やりたい事の中に「好きと強み」がある。
自己肯定がそこにあり、それがエネルギーとなって「あきらめない」気持ちを持ち続ける事ができる。
最近読んでいる本でも同様な事が書かれており、「好きこそ物の上手なれ」という事ですね。
意図して行動すれば実現する
これは私の大好きな言葉「S.O.Sの法則」に通じるものがあります。
「S.O.Sの法則」とは、「そう 思ったら そう」という事です。
「私はできる」と思ったらできる。
「私はできない」と思ったらできない。
とても好きな言葉です。
本書でこれに通じる事が書かれていたのは嬉しいです。
5、まとめ
特別新たな気付きがあったわけではありませんが、サクッと読めて良かったと思います。
新たな気付きがない分、アクションプランも迷ったのですが、本書タイトルにちなみ「あきらめない事を見つける」にしました。
何でしょうね...。知的好奇心は子供の頃から止まらない。
そんなところかもしれません。