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逆襲の2023へ ⑥投手編 #46~#54【中日ドラゴンズ】
連載企画「逆襲の2023へ」。今回も投手編として背番号46・鈴木博志さんから背番号54・藤嶋健人さんまでの4投手書いていきます。最後まで是非、ご覧ください。
前回の連載記事、第5弾投手編の福敬登さんから勝野昌慶さん編も是非、ご覧ください。
46・鈴木博志さん
今季から先発に転向した鈴木さん。プロ初先発となった5月28日のオリックス戦では、5回無失点の好投。白星には恵まれませんでしたが、先発として見事に試合を作りました。
9月28日のDeNA戦では2回途中に緊急登板。4回と2/3を投げ、被安打1の無失点。三振も6個奪い、来季に向けて明るい兆しを魅せました。
秋のフェニックス・リーグでも好投を続けている鈴木さん。驚きの先発転向でしたが、鈴木さんの新たな一面が見え始めています。
今季は3試合の登板に留まりましたが、大ブレークの予感が漂う鈴木さんの来季に注目です。
47・笠原祥太郎さん
7月14日のヤクルト戦で2019年以来の白星を挙げた笠原さん。しかし、今季はこの1勝のみという結果になりました。
先発ローテに定着することができず、8月3日のヤクルト戦では先発を務めるも、1回3失点で降板。以降、1軍での登板はありませんでした。
2019年に開幕投手を務めた笠原さん。伝家の宝刀・チェンジアップは健在で、打者のタイミングを狂わす魔球として輝きを放っています。
奪三振数を上回る与四死球を減らすことができれば、再び輝くこと間違いなしです。笠原さんは完全復活した時、竜は先発左腕王国となっているでしょう。
50・清水達也さん
今季、大ブレークした選手の1人といって良いでしょう。昨年はわずか1試合の登板でしたが、今季は54試合に登板。シーズン途中から「7回の男」を務め、35HPを記録しました。
昨季までは先発を務めていましたが、中継ぎに転向して大ブレーク。勝利数、イニング数などあらゆる成績でキャリアハイを更新。甲子園優勝投手が、見事に花開きました。
武器のフォークに加え、簡単にストライクを取れるパワーカーブのような球が効果的。投球の幅が広がり、安定感ある投球を魅せました。
来季も活躍が期待されますが、怖いのは故障だけです。初めてフル稼働したシーズン。長期離脱に繋がるような故障は、大きな痛手となります。
故障だけには気を付けて、来季もフル回転してくれることに期待です。
54・藤嶋健人さん
今季はキャリアハイを更新する50試合に登板。持ち味の気迫溢れる投球で、強力リリーフ陣を支え続けました。
あらゆる場面で登板し、防御率は2.13。これほど貴重な投手はいません。藤嶋さんがいなければ、リリーフ陣は崩壊していたのではないかと思うほどです。
藤嶋さんがベンチに控えているだけで、安心感が溢れてきます。24歳にして通算175試合登板と経験豊富。来季は勝利の方程式入りを狙ってほしいです。
【参考サイト】