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竜の上昇を支える中継ぎ投手陣
こんにちは!yasugonsです!今回は、昨季5位に沈んだもののチーム防御率は12球団で1位と投手力では負けていないことを示した中日ドラゴンズの個性豊かな中継ぎ陣について書いていこうと思います。
今季も期待するのは・・
今季の中日中継ぎ陣を支えるのは、与田前監督の背番号を受け継いだライデル・マルティネス投手です。昨季は抑えとして49試合1勝4敗23セーブを挙げました。うなる速球と地面に叩きつけるような落ちる変化球で、今季もチームの命運を握る9回のマウンドに君臨してくれるでしょう。唯一、心配なのは故障です。チーム一の豪速球を投げているのは間違いないですが、代わりを務める投手がいないことが課題です。今季は昨季のようなオリンピック予選もないため、集中してシーズンに挑めます。故障して長期離脱とならないよう、立浪監督をはじめ、落合コーチの手腕に注目です。
飛躍が期待される橋本・藤嶋
今季、飛躍が期待される投手として、橋本・藤嶋投手が挙げられます。橋本投手は昨季、28試合に登板し防御率3.71を記録しています。2年目投手として申し分ない成績ですが、元・中日ドラゴンズの名選手・岩瀬投手を彷彿とさせるキレ味鋭いスライダーを持っている橋本投手。試合中盤ではなく、終盤の勝敗を左右する重要な場面で登板する力をじゅうぶん持っています。岩瀬さんの背番号「13」を継ぐ投手として、今季は勝利の方程式入りに期待しています。
藤嶋投手は昨季、48試合に登板し防御率1.59という圧倒的な成績を残しています。すでに飛躍していますが、橋本投手同様、勝利の方程式を担える投手です。今季、両投手とも24歳のシーズンになります。まだまだ年齢も若く、中日の中継ぎ黄金期を作れる逸材です。試合中盤を支えてくれることも大切ですが、今季は勝利の方程式に入り、昨季よりさらにしびれる場面でもガッツポーズを魅せてほしいです。
心配なのは・・
一方、今季心配なのは祖父江、福投手です。祖父江投手は昨季、55試合登板し、福投手は57試合に登板しています。20年シーズンも祖父江投手は54試合、福投手は53試合に登板し、今季は勤続疲労が起こるのではないかと考えています。もちろん、両投手とも中継ぎ陣によって欠かせない投手ですし、ライデル・マルティネスに繋ぐ存在そして重要な役割を担っています。ただ、登板数がかさんでいくことで故障に繋がらないか心配です。かつて、中日の黄金期を支えた浅尾投手も勤続疲労で故障し、現役最後まで苦しんでいました。一度大きな故障をしてしまうと、元のボールが投げられなくなる可能性もあるため、故障だけには最善の注意を払って今季を迎えてほしいところです。
復活を期す元・守護神
元・守護神、田島・岡田・鈴木投手の完全復活も今季の竜投の鍵を握りそうです。田島投手は昨季、長期のリハビリ期間を経て、22試合に登板し復活を果たしました。しかし、岡田投手は19試合に登板し防御率4.86、鈴木投手は18試合に登板し防御率5.31と苦しんでいます。かつて竜の9回のマウンドに君臨していた両投手ですが、本来の姿を取り戻せていないのが現状です。ただ、守護神を務められるほど素晴らしい能力を持っていることは間違いないため、田島・岡田・鈴木投手が完全復活を果たし、他の投手の負担を軽減してくれるピッチングに期待です。
新戦力
今季の竜投には又吉投手の人的補償としてソフトバンクから岩嵜投手、ドラフト3位で石森投手が新たに加わりました。岩嵜投手は実績があり、故障さえなければ又吉投手のぬけた8回の男を務めるだけの能力がある投手です。石森投手の実力は未知数ですが、貴重な速球派左腕として期待大です。
今季こそ・・
昨季は悔しい5位に沈んだ中日。しかし、12球団屈指の中継ぎ陣の顔ぶれは、他球団にとって脅威となるでしょう。実績ある投手から新戦力、期待の若手まで多種多様な投手が揃っています。今季こそ、Aクラスへ・・・。強固な中継ぎ投手陣とともに、中日が上昇していくことに期待しています