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まるでDeNA・オースティン選手!?中日A・マルティネス選手の変貌と期待

 2月1日、いよいよプロ野球のキャンプが始まり、球春到来を告げました。新体制を迎えた中日ドラゴンズも数名出遅れてはいるものの、キャンプが始まりました。そんなキャンプ初日、ルーキーの鵜飼選手やブライト選手がベールを脱ぐ中、一際目立っている選手がいました、5年目のA・マルティネス選手です。

まるでDeNA・オースティン選手

 A・マルティネス選手の打撃練習を見て、ライバル球団の助っ人外国人選手の打撃フォームがよぎりました。DeNA・オースティン選手です。オースティン選手は恵まれた体格から、打った瞬間ホームランと分かる弾道を放ちます。昨シーズンは107試合に出場、28本塁打、打率3割3厘と好成績を残しています。また、東京五輪ではアメリカ代表としてプレーし、銀メダルの獲得に貢献しました。そんな強打者が頭によぎるほど、今年のA・マルティネス選手は変貌を遂げていました。

ビシエドとともに強打の打線を構築

 A・マルティネス選手は昨季、48試合に出場し打率2割4分4厘、2本塁打7打点という結果を残しました。貧打に泣く中日打線にとって貴重な長距離砲として期待されましたが、思ったような成績は残せませんでした。しかし、2月1日のA・マルティネス選手の打球を見て、本塁打が激増する予感を感じました。他球団に恐れられ、ビシエド選手とともに強打の中日打線を作り上げてくれるでしょう。

今季からは外野に挑戦

 A・マルティネス選手は捕手ですが、今季からは外野にも挑戦します。中日の捕手は木下拓選手がレギュラーとして君臨し、ベンチには桂選手が控えています。A・マルティネス選手が捕手として試合に出場し続けるには打撃はもちろん、守備面でもかなりのレベルが求められます。しかし、外野は左翼と右翼が空席状態です。さらに、中日には守備の上手い選手が多く、打撃の良いA・マルティネス選手を外野のスタメンで使い、終盤に守備固めとして別の選手を投入することができます。貧打に泣いた中日打線、DeNA・オースティン選手のような打撃を魅せるA・マルティネス選手が課題の長打力を一気に解決してくれることに期待です。

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