我慢の時【中日ドラゴンズ・8月6日】
8回裏、中日・平田良介選手が放った打球は惜しくも右飛。9回表、DeNA・牧秀悟選手が放った打球は、右翼を守る岡林勇希選手のグラブをかすめ、適時二塁打。そして、この適時打が決勝点となり、中日はDeNAで0対1で敗戦しました。
またも苦しい試合展開
先発・小笠原慎之介投手が8㌄無失点と好投しますが、打線が応えられず、無念の完封負け。これで対DeNA戦は2勝12敗1分で、借金10となってしまいました。
DeNAを上回る8安打を放ちながらも、無得点。打線が上手く機能する時もあれば、前半戦のように中々打線が機能しない日も多くあります。
注目のレビーラ選手は、この日も6番起用。前日のミスを取り返す2安打をマークし、チャンスを演出しました。
しかし、得点には結びつかず、またも苦しい試合展開となりました。あと一本、ここで一本。ここぞの一打が欠ける竜打線を象徴するかのような試合になってしまいました。
我慢が続くとき
打線を組み替えるのか、それとも我慢か。私は我慢して欲しいと考えています。阿部寿樹選手、木下拓哉選手はマルチ安打を記録し、全く安打がでない状況ではありません。
若い岡林選手、土田龍空選手も毎試合奮闘しています。レビーラ選手も加わり、新しい土台も構築されつつあります。今季は我慢の試合が続くかもしれませんが、若竜戦士だけはこのままスタメンで起用してほしいと思います。今の経験が、今後の肥やしになっているはずです。若くて有望な選手が芽吹こうとしている中、我慢の時が続きます。