竜が誇る名手・京田陽太選手復帰!
交流戦明け初戦の17日。背番号1が竜の本拠地・バンテリンドームに帰ってきました。プロ6年目・京田陽太選手。竜が誇る守備の名手が完全復活に向けて、最高の状態で戻ってきました。
打率5割の大暴れ!
極度の不振に陥り、2軍落ちしていた京田選手。自慢の守備でもほころびが生じ、京田選手の良さが全く発揮されていなかった今季。かつては新人王を獲得し、縦横無尽にグラウンドを駆け巡っていた京田選手。その面影が、ようやく戻ってきました。
交流戦明け最初のカードとなる巨人戦で1軍復帰した京田選手。カード初戦となる17日にいきなり安打を放つと、翌日の18日にはマルチ安打を記録。さらに19日にもマルチ安打を記録し、3連戦で10打数5安打、打率5割と大暴れしました。
三ツ俣選手・溝脇選手がいるも
京田選手が離脱していた時、1軍では三ツ俣大樹選手と溝脇隼人選手が活躍し、徐々に存在感が薄れていっていました。三ツ俣選手は手堅く小技を決め、右方向へ安打を量産。溝脇選手も勝負強い打撃を魅せ、得点圏打率3割とチームに貢献していました。
しかし、京田選手が1軍復帰すると、いきなりのスタメン出場。立浪監督の期待の大きさが表れています。前年の21年シーズンも2軍落ちを経験し、自己最少となる113試合の出場に終わった京田選手。それでも、立浪監督は竜の遊撃手に京田選手を起用し、京田選手も見事にその期待に応えました。
悲願の優勝&GG賞へ
まだ1軍復帰後3試合を消化しただけで、完全復活というのは早すぎるかもしれません。シーズン打率はまだ2割を切り、盗塁数も年々減少しています。それでも、立浪監督が京田選手を起用するのは安定した守備力と身体の強さを評価しているからだと思います。
日替わり遊撃手ではセンターラインを固定することができず、チームを安定させることができません。圧倒的な守備力を武器に、チームを守備面から押し上げた時、竜はセ界の頂点に立ち、京田選手は悲願のゴールデングラブ賞を獲得しているでしょう。
まだ半分以上残っている今季。好調の三ツ俣選手、溝脇選手を差し置いて起用されている京田選手。ここからの巻き返しに注目です!
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