スター街道まっしぐら!中日・土田龍空選手
中日は7月31日、敵地で広島と対戦し、6対5で勝利。同一カード3連勝を飾り、最高の後半戦スタートを決めました。主砲・ビシエド選手が覚醒し、4番が打てば勝てると証明した3連戦。
ガルシア選手・レビーラ選手の両新外国人選手も1軍デビューを果たし、打線に厚みが生まれ始めるなど、好材料が多かった3連戦。その中で、高卒2年目・土田龍空選手が守備に打撃に大活躍。気は早いですが、スター街道まっしぐらです!
京田選手不在の中
京田陽太選手が不在の中、日増しに存在感が増している土田選手。後半戦、最初のカードとなる広島3連戦では「8番・遊撃」でスタメン出場。リストが柔らかく、しなやかなスイングで安打を量産。
3連戦の初戦となる7月29日の試合では、2安打2打点の活躍。翌日の試合でもマルチ安打を記録し、3連戦合計で14打数5安打、打率3割5分7厘と好調です。
自慢の守備力でチームを救った!
自慢の守備では、チームを救うビッグプレーを連発しました。(7月)29日には、初回から遊撃後方にポトリと落ちそうな当たりを、後ろ向きでキャッチ。同期の高橋宏斗投手を盛り立て、8回1死までのノーノー投球を後押ししました。
(7月)31日の試合では、9回にあわや同点となる打球を横っ飛びで好捕。このプレーが、最終的に勝利を呼び込んだと言って良いでしょう。なにより、やや不調気味の守護神・R・マルティネス投手を救ったという点に、非常に価値があると感じます。
スター街道へ
開幕から正遊撃手として期待された京田選手が不振で2軍落ちし、巡ってきた大チャンス。まだ高卒2年目の19歳。華やかな未来はここからやって来ます。
高い守備力と広角に打ち分けられる打撃力。数年後には、リーグを代表する遊撃手となっているかもしれません。一気にスター街道へ。土田選手が魅せるプレーに、毎試合注目です!