交流戦で巻き返しへ!カギとなる選手は【中日ドラゴンズ】
中日は22日、敵地で広島と対戦し、0対1で惜敗しました。打線が先発・柳投手を援護できず5連敗。交流戦前、最後の1週間を5戦5敗で終え、借金4の4位で交流戦に突入します。厳しい試合が続いていますが、誰がこの連敗を止め、交流戦を勝ち越しに導いてくれるのでしょうか。
自慢の投手陣は心配なし
いよいよ交流戦が始まろうとしています。今季は本拠地で西武、楽天、ソフトバンクと対戦。敵地でオリックス、ロッテ、日本ハムと対戦します。パ・リーグ上位チームの楽天、ソフトバンクと本拠地で戦えることは有利な状況。自慢の投手力が発揮されそうです。
先発の軸はやはり大野雄投手、柳投手でしょう。大野雄投手は2勝4敗と負け越しているものの、竜のエースとして立ち向かってくれるはずです。20日の広島戦では初回に満塁本塁打を浴びる立ち上がりとなりましたが、きっちりと修正し、マウンドに上がってくれるでしょう。
柳投手は22日の広島戦で敗戦投手にはなりましたが、7回と3分の1を投げて1失点と最高の投球を魅せてくれています。被安打もわずかに3とほぼ完璧な投球を魅せた柳投手。ローテーション通りいけば、金曜日に大野雄投手、日曜日に柳投手が登板します。週後半のカードを確実に勝ち越し、貯金を作りたいところです。
他にも週の最初の試合を任される小笠原投手、本拠地・バンテリンで確実に試合を作る松葉投手、若竜・高橋宏投手など多彩な先発陣が控えています。先発が長い㌄を投げ、鉄壁リリーフ陣に繋げる必勝パターンで勝利を呼び込めるかが、カギとなりそうです。
指名打者は誰に?
野手ではパ・リーグの本拠地での試合で、指名打者が解禁されます。一体、誰が指名打者を務めるのか、攻撃面のカギとなりそうです。
筆頭候補はA・マルティネス選手でしょう。ここまで打率は3割を超え、3本塁打と自慢のパワーを見せつけています。ビシエド選手が不調時に打線を引っ張り、チームに貢献しています。
そんなA・マルティネス選手は本来捕手で、現在は左翼を守っています。守備も徐々に慣れてきたかもしれませんが、指名打者が使えるなら打撃に専念し、豪快な一打でチームに貢献してほしいところ。A・マルティネス選手を指名打者で起用するのではないかと考えています。
ベテラン・福留選手の起用も考えられます。今季はここまで安打がでず、20打数0安打と苦しんでいます。しかし、福留選手は経験値が豊富で、ここぞの場面での一打を放ってくれる期待感があります。
チーム全体が悪い流れの時、ベテラン・福留選手が流れを変えてくれるかもしれません。今季は不調ですが、豊富な経験値を持つ福留選手の起用も考えられます。
また、ルーキー・鵜飼選手の起用も考えられます。鵜飼選手は現在、新型コロナ陽性判定を受けて登録を抹消されましたが、すでに2軍で実戦復帰しています。
鵜飼選手といえば日本人離れしたパワーが魅力で、竜にとって貴重な長距離砲です。体調が万全で、調子も上がってこれば鵜飼選手の起用も考えられます。
連敗阻止、そして交流戦勝ち越しへ
昨季の交流戦では9勝7敗2分と見事に勝ち越しに成功しています。今季も交流戦勝ち越しへ。まずは連敗を止め、勢いにのりたいところです。
【出典】
2021年度 交流戦 チーム勝敗表 | NPB.jp 日本野球機構
プロ野球 - スポーツナビ (yahoo.co.jp)