勝利たぐり寄せた平田選手の激走【中日ドラゴンズ・8月7日】
岡林勇希選手の2つのレーザービーム、石垣雅海選手の今季初本塁打、高橋宏斗投手の好投など、明るいニュースが盛りだくさんの7日。中日は本拠地でDeNAと対戦し、5対0で勝利。連敗を4でストップし、8月初勝利を挙げました。
中々得点できていなかった竜打線の中で、勝利をグンと引き寄せたのはプロ17年目・平田良介選手のプレーでした。
全力疾走
7回表、岡林選手のビッグプレーによって得点を阻止し、流れが再び中日に傾こうとしていた場面。その裏、相手のエラーで思わぬチャンスをもらい、一死1、3塁と絶好の得点機。ここで代打・平田選手が登場します。
DeNA・平田真吾投手との「平田対決」は、厳しいボールを中日・平田選手が見極め、打者有利のカウントに。
2ボールからの3球目。やや詰まりながらのニゴロ。併殺か。悪夢が一瞬頭をよぎりましたが、平田選手が一塁で全力疾走。併殺崩れの間に貴重な1点を追加し、勝利を引き寄せました。
泥臭いプレー
もちろん、高橋宏投手の好投や岡林選手のスーパープレイが大きく勝利に貢献したのは間違いありません。ダメ押しとなる石垣選手の3点本塁打も、非常に効果的でした。
ただ、4回に先制した後の5・6回は三者凡退に打ち取られ、1点の重みがどんどん増していた試合。その中で、泥臭く1点をもぎ取った平田選手のプレーが、勝利をグンと引き寄せたと考えます。
1点の重みが増す中で
8月に入り、いよいよ勝負の夏を迎えました。1点の重みが増し、その1点が勝負を分ける試合が増えるでしょう。しかし、平田選手のようなプレーで1点をもぎ取れば、勝利を掴むことができます。
泥臭く得点を奪う。勝負の夏を戦う上で、大切なことかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?