竜の主砲候補【中日ドラゴンズ・8月20日】
ヤクルトの主砲・村上宗隆選手の豪快な2発に沈みました。中日は20日、本拠地でヤクルトと対戦し、2対7で敗戦。これで村上選手は今季、バンテリンドームで7本の本塁打を放ちました。圧倒的なパワーを見せつけられていますが、中日の主砲候補達も負けていません。
打線の顔
竜の主砲・ビシエド選手が今季、バンテリンドームで放った本塁打は3本。村上選手より4本少なく、寂しい数字となっています。広いバンテリンドームが本拠地とはいえ、48試合で3本塁打。村上選手はわずか9試合で7本塁打を放ち、圧倒的な力の差を見せつけられています。
ビシエド選手が村上選手のような大砲ではなく、どちらかと言えばアベレージヒッタータイプの選手であるために、本塁打が少ないことは確かでしょう。しかし、打線の顔となる4番の差に、どうしても注目してしまいます。
未来の主砲候補
ただ、中日には未来の主砲候補選手が大勢います。村上選手の成績に近づき、いずれは超えてくれる可能性を秘めた若竜戦士がエネルギーを蓄えています。
現在は離脱していますが、開幕から打線をにぎわせた石川昂弥選手、鵜飼航丞選手の長打力は非常に魅力的。途中加入したレビーラ選手もパワーは抜群です。今季、7本塁打を放っているA・マルティネス選手も控えています。
この日の試合で本塁打を放った石垣雅海選手も、徐々に大砲の片鱗を見せています。郡司裕也選手、ルーキーの福元悠真選手もパワーを秘めています。
キッカケ
夏の甲子園も終わりに近づき、ドラフト会議も迫ってきています。村上選手のような主砲が誕生した瞬間、中日は一気に上昇していくでしょう。今季はもちろん、来季以降に向けてなにかキッカケを掴むことができれば良いのですが。