育てるときに大事なこと5つ
いままで 人とかかわってくるなかで、そだてたり教えたりする。そしてとまどったことってありませんか。
・後輩をそだてる。
・職場であとから入ってきた人に仕事を教える。
・たまたま道をたずねられて 教えた。
・友達においしいレストランや、ちょっとした情報を教える。
・子どもをそだてる。
などなど。
わたしはいままで、
おしえたり そだてたりすることが 多かったです。
そこでわかったことを紹介します!
これを読んだら、育てるのがちょっと上手になるかも!?
おしえる そだてる 5つのポイント
1 待つ
2 タイミング
3 根気良く
4 信頼する
5 手放す
順番に見ていきましょう!
1 待つ
まず待つ。
とにかく せっつきたくなります。
だって じぶんにとっては無意識にできるような、あたりまえのことができない!
どうして こんなこともできないのか。アホかー!?
イライラ!
でも成長したり、できるようになるには それぞれ。その人のペースがあります。
ポケモンだって、進化するのに必要なアメの数はそれぞれちがいます。
だから、ちょっと待って。ひと呼吸。
2 タイミング
つぎはタイミング。
ちがうことばで言うと、よく見る。
必要なときに 必要なだけ。
ちょっとだけ手を貸します。
ここで大切なのは、手助けしすぎないこと。
助けすぎると、ぎゃくに相手の力をうばいます。
3 根気良く
気をながく。
短気だと育つものも育ちません。
「早く芽を出せカキのタネ。出さぬとお前をちょんぎるぞ!」
そう言ってぐーんと育つのは、昔ばなしのなかだけ。
4 信頼する
思っていることは なぜか伝わります。
「どーせ教えても、ムダだろー!」
そう思いながら教えても、うまくいかないことが多いです。
5 期待を手ばなす
ひとことで言うと、あきらめる!
良くなってくれれば良いな。
こうなってくれればすごいな。
そう思うのって自然です。
でも同時に、それをあきらめる。
もしそうならなかったとしても、いいや。
たとえちがう結果だったとしてもOK。
ぜったいに こうならなくっちゃだめだ!
許さないぞ!
それだとじぶんも相手もキツイです。
やさしさときびしさと
ここでは私のことを ちょっとだけ。
わたしは、厳しく育てられました。
いまおもえば、それも愛。
でも当時はつらかったです。
だからその反動もあって、思いっきり反対に振れました。
じぶんが子育てするときは、怒らないで育てました。
そしてとうとう、上の子は成人。やれやれ!
いま思います。やさしさだけじゃダメだったんだね……。
ばななさんの記事を紹介します!
吉本ばななさんが こんな記事を書いていました。
うちの子どもの勉強しなさといったら、すごかった。
義務教育さえ受けてない。
深く考えると冷や汗が出てくるような、そんな気持ちをごまかすでもそらすでもなく、ただその存在を信じる。
その信じるも「信じます」っていうのではなくて、「気づいたらまあまあ信じてた」くらいでいいのである。
ある日いきなり勉強をしはじめたとき、あまりほめすぎちゃいけない、喜んでもいけない、と思った。
そっと、風船のひもを持ってる手くらいの力で、力まずでも離さずにはじっこを持っているだけにした。
それが、待たずしてなんとなく待つってことなのかも。
山本五十六のことば
有名な、山本五十六のことばがあります。
山本 五十六は、大日本帝国の軍人です。
太平洋戦争の連合艦隊の司令長官をつとめました。
真珠湾攻撃やミッドウェー海戦なども指示しています。
やってみせて、言って聞かせて、させてみて、
ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、
任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、
信頼せねば、人は実らず。
豊かさはつながり ひろがっていく
人をそだてるのは 手間と時間がかかります。
はっきりいって めんどうくさいです。
がまんしなくちゃ いけないことだってあります。
でも育ってくれると、逆にこっちが助けられることもある。
育った人は、価値を生みだし、まわりを助け、豊かさが広がっていきます。
もし機会があったならぜひ、育てておしえてあげてください。
きっと めぐりめぐって、いつか豊かさがかえってきます!たぶんね、きっと。